カメラの設定は?

【2021年】皆既月食をスマホ・一眼カメラで撮影!【日本でいつ?】

ぎゅっ!とこんな内容

皆既月食の観察・撮影は日時・時間・方角をキッチリ把握しよう。撮影はスマホ・一眼カメラで撮影できるが、スマホに関しては望遠レンズを付けるのがおすすめ。月食前に到着して、準備しよう!

こんにちは、トモキです。

新型コロナのワクチンは、2回目の接種で結構、副反応があるみたいですね。大きな反応は無いにせよ、実際に自分のまわりの人から聞くと現実味がありますね。早く、収束して日常を取り戻したいものです。

年1回のチャンス!”皆既月食”が5月22日に起こります!失敗しないように”見る”のも”撮影する”のも事前に準備しましょう!

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【2021年】皆既月食をスマホ・一眼カメラで撮影!【日本でいつ?】

先に大まかに紹介します。方角は”南東方面の空の低い”ところで月食が始まります。月食自体は日本全国で確認できますが、北海道西部、東北地方西部、中部地方西部、西日本では欠けた状態の月が昇ってくる「月出帯食」となるみたいです。始まる時間は20時09.4分。月食の最大は20時18.7分20時28.0分には終わってします。わずか、20分の現象。なので、見逃さないように、どこでどの方角に見れるのか、事前に把握しましょう。次から、詳しく解説します!

「月出帯食」とは

「月出帯食」はこんな感じ。
月の一部が欠けています。月が欠けたまま地平線から昇っていく現象のことを言います。この現象もなかなか、珍しい現象なので、観察してみてはいかがでしょうか。

「皆既月食」とは?

飛ばしてもらっても大丈夫です。僕もいつも飛ばしてしまうのですが、たまに「知らなかった~」となるときもあるんですよね。一応、書いときます。

皆既月食の撮影方法 ※手持ちでかんたん

参考:国立天文台 天文情報センター

皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並んだ時に太陽の光によってできた、地球の影に月が通過するときに見れる現象です。写真で見たことがあると思いますが月が”赤っぽく”なります。この色を「赤銅色(しゃくどういろ)」といいます。動画で見た方が分かりやすいと思いますので下記の動画をお勧めします。国立天文台が出している動画でとても分かりやすいです。

  • 皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並んだ時に太陽の光によってできた、地球の影に月が通過するときに見れる現象
  • 赤っぽく見え、その色を「赤銅色」という

【地域別】皆既月食の方角・時間

先に紹介しましたが、もっと詳しく紹介します。皆既月食は2021年5月26日(水)に観察できます。方角は南東方面の空の低いところ。日本であれば場所で変わりません。まあ、月も太陽もとてつもなく大きいのでたかが日本の大きさ程度では変わらないですよね。皆既月食の時間も同じです。20時09分ごろから始まり、20時18分ごろで最大。20時28分に終了します。

月の出も一緒に入れてみました。撮影をする場合、構図や露出を決めるのにある程度早めに到着するとよいしょう。実際に月の位置を確認して、大体の月食の位置を把握することによって本番で失敗をするのを防げるかもしれません。

参考:国立天文台 天文情報センター

国立天文台様、さまさまです。笑 正確な情報な上、分かりやすく解説してくれています。本当にありがとうございます。僕はプラスで撮影者さん向けに解説!次は、実際に撮影方法についてです!

  • 日時:2021年5月26日(水)20時09分~20時28分
  • 方角:南東方面の空の低いところ
  • 早めの到着で失敗を防ぐ

皆既月食の撮影方法 ※手持ちでかんたん

月って、手持ちで撮影ができてしまうんです。

どうしても、星空と同じ扱いと思われがちなのですが、圧倒的に月の方が”明るい”です。なので、星と違ってシャッタースピード(SS)は早くて問題ありません。また、構図はよく望遠レンズで真ん中に月1つの”ザ、日の丸構造”がスタンダードでよく見ますね。その他、構造物等いれると自分っぽい、オリジナルの作品に仕上がります。

道具

カメラは一眼カメラであれば、申し分ないです。高感度は必要ないので古く、ノイズが出やすい機体でも問題なく撮影ができます。スマホはに関しては、別に紹介します。

スマホでの撮影方法は?

レンズは望遠レンズを選びましょう。月をアップで撮影をするならば、最低でも200mm(35mm換算)の焦点距離を持つレンズを使用しましょう。なので、センサーサイズがAPS-Cのカメラであれば、約130mm以上、マイクロフォーサーズのカメラは100mm以上をおすすめします。三脚は基本的には必要ありません。手持ちで十分撮影ができます。よっぽど構図を正確に決めたい場合や、インターバル撮影等特殊な撮影をする場合は使用しましょう。

  • 最低でも200mm(35mm換算)の焦点距離を持つレンズを使用

撮影方法

月は、手持ちで撮影ができます。星と違ってとても明るいからです。なので、星のように長時間露光はしません。以下、基本的な設定例を紹介します。

  • F値:F8.0
  • SS:1/200~1/50
  • iso:200(100~400)

基本的にはF値とisoは固定で、SSで明るさを調節しましょう。SSで抑えきれない場合はiso→F値の順番で調節します。isoはよっぽどノイズがひどくない限りは少しだけ上げるといいでしょう。isoを上げると諧調が豊かになる効果があり、トーンジャンプ(写真のシマシマ模様)を防げます。SSはあまり長いと、月が動いてしまうので気をつけましょう。もちろんレンズの焦点距離が大きいほど、動きが分かりやすくなってしまうので注意です。

撮影場所には月食の前にゆとりをもって、到着をして設定を確認することが失敗しない秘訣です!

  • 明るさはSSで調節
  • isoを上げると諧調が豊かになる効果あり

スマホでの撮影方法

結論、スマホ+望遠レンズがあれば撮影は可能です。スマホ単体での撮影は厳しそうです(低画質であれば可能ですが…)。

理由は、カメラの焦点距離不足です。最近のスマホカメラは優秀なうえ、カメラが3つ付いていたりします。例えば、iPhone12 Pro Maxの望遠レンズは約65mm(35mm換算)の焦点距離で、目安の200mmにはほど遠いことになります。また、一応画面を拡大して、撮影をすることが出来ますが画質の低下につながるのでクオリティーが低くなってしまいます。

なので、レンズがダメなら、強化をしましょう!以下、スマホに装着するタイプのレンズをご紹介します。

  • 皆既月食はスマホ+望遠レンズで撮影可能

拡張スマホレンズの紹介

〇Kenko スマートフォン用交換レンズ REALPRO CLIP LENS 望遠レンズ7倍

価格¥2,455
倍率7.0倍
その他一眼カメラのレンズもつくる、有名メーカー

一眼カメラで撮影をする人であればだれでも知っている有名メーカー。フィルターで使っている人が多いのでないでしょうか。装着にもかかわらず画質の低下を心配せず、高画質のまま撮影ができます。


〇LIERONT スマホ用カメラレンズ iPhone、Samsung、Huawei対応

価格¥2,999
倍率25.0倍(※望遠レンズ)
その他5種類のレンズが付属

コスパ最強です。約3,000円で5種類のレンズが付属しますので、皆既月食が終わった後も使えますね。4K対応の高画質ってのところもいいですね。


〇GOSKY 単眼鏡 望遠鏡 高倍率 スマホ 望遠レンズ 12 × 50高倍率 広角 12倍 高解像度 

価格¥5,799
倍率50.0倍(※最大倍率)
その他超高倍率・高画質。高評価多数。

見るからにごっつさ。超高倍率で、月のクレーターまでクッキリ見えるのではないのでしょうか。おまけに高画質。商品の評価もとても高いので安心できそうです。


周りと”差”をつける撮影方法

最後に、周りの人とはちょっと違った撮影の仕方をしてみませんか?おそらく、写真の中央に月を配置して撮影をする人が沢山だと思います。そのような写真を撮る一方で、おもしろい撮影方法して、目を惹くような写真を撮ってみましょう!

構図を考える

構図は、写真をとても面白くします。

構造物を入れる

皆既月食の撮影・観察方法

思い切って、月の中になにか構造物を入れてみると面白いですね。曲線の月とは対照的に鉄塔の規則正し造形が対照的で魅力的です。

圧縮効果を使う

皆既月食の撮影・観察方法

おもいっきり望遠での撮影をする、「圧縮効果」をつかいます。いつもよく見るもの(建物)に対して、月が近くにあるようで目が留まりますね。

広角で撮ってみる

皆既月食の撮影・観察方法

月がメインなので月のみをアップで撮りがちですが逆に引いてみましょう。いつもみる風景の中、特別な”赤銅色”に輝く月は魅力的に映るでしょう。

  • 構造物を入れる
  • 圧縮効果を使う
  • 広角で撮ってみる

インターバル撮影で月の変化を捉える

インターバル撮影での月の色の変化を見るのもとても面白いです。

皆既月食の撮影・観察方法 インターバル撮影

変化が1枚で見れるのって楽しいですよね。

皆既月食の撮影・観察方法 インターバル撮影

広角で撮るのもありです。望遠と広角…迷いますね。カメラ2台持っていればできますが…。

  • インターバル撮影で月の変化を捉える

まとめ

ココが重要!

  • 日時・時間・方角はキッチリ把握する
  • 撮影は、一眼カメラ・スマホともに適するものを選ぶ
  • 構図や特殊撮影では、まわりと”差”をつけられる

はやく、月食が楽しみですね!今年を逃すと、次は2022年05月16日に月食が起こるみたいです。この機を逃さず、カメラに収めたいものですね!

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