「雲台ってどれも同じ…?選ぶポイントを知りたい」
「コスパのいいおすすめの雲台を知りたい!」
こんな疑問を解決します。
記事を書いている僕は、カメラ歴6年ほど。
大学2年生から趣味でカメラをはじめて、フォトコンテストの入賞や東京で写真展の開催などを経験しています。
[PR] 当サイトは、tomoki独自に制作をしています。
一部、アフィリエイト広告による収益を得ていますが、コンテンツの内容やランキングの決定に一切関与していません。
初心者には、違いが分かりずらい雲台。
実は、雲台の種類によって、すばやく構図を決められる雲台や、ミリ単位で構図の調節ができる雲台、ワンタッチで横構図から縦構図に変更ができる便利な雲台があります。
自分の撮影スタイルに合わせて雲台を選ぶことで、写真の失敗を回避したり構図の幅を広げたりできます。
今回は、雲台の種類の違いから、メリットとデメリット、自分に合う雲台を選ぶポイントをわかりやすく紹介します。
この記事を読めば、あなたにぴったりな雲台を選ぶことができるようになります。
自分ピッタリな雲台を見つけて撮影の幅を広げましょう!
目次
雲台のおすすめ人気20選!おトクで使い勝手最強紹介
「雲台」とは、三脚の部品の一部であり、カメラと三脚の間に取り付けます。
用途は、カメラの向きや角度を調整するためにつかいます。
ちなみに、読み方は「うんだい」、英語では「head(ヘッド)」といいます。
雲台は、どれも同じように思いますが、用途によって使い分けると、撮影がラクになったり、構図の幅が広がることで作品の幅も広がりますよ。
三脚の扱いに慣れてくると、スタイルに合わせて「脚」と「雲台」を別々に選んだりします。
「三脚」と「雲台」の役割
三脚は「雲台」と「脚」の2つの部品でできています。
それぞれの役割は下記になります。
- 脚:カメラと雲台を支え、写真のブレを防ぐ(吸収する)。
- 雲台:写真の構図を調節し、カメラをしっかりと支える
「脚」は製品によって、コンパクト性や安定性がちがうのはわかりますね。
では、「雲台」は製品によって何がちがうのでしょうか。
雲台を交換するメリット・デメリット
雲台を交換するメリットとデメリットは下記です。
- メリット:
- 構図の緻密な調節、素早い構図の変更ができるようになる
- ブレによる画質の低下を防いだり、三脚の持ち運びやカメラのセットがラクになる
- デメリット:
- 雲台沼にハマると抜け出せない
「雲台+脚」がセットになっている三脚の大半は、万人受けのセットのため、自分の撮影スタイルにピッタリ合っていないかもしれません。
また、価格によっては雲台の固定力が弱く写真の画質の低下につながります。
だから、自分に合った雲台を選ぶことをおすすめするわけですね。
今回は、代表的な雲台の4種類を紹介します。
- 自由雲台:すばやく構図をセットするのが得意
- 3way雲台:構図を決める操作性が高い
- ギア雲台:緻密な構図の調節が得意
- ビデオ雲台:動画撮影のときにスムーズなフレーム移動ができる
たとえば、風景写真やポートレートでは、たくさんの構図で撮影をするので自由雲台の使い勝手がいいでしょう。
一方、物撮りやマクロ撮影では、緻密な構図の調節が得意なギア雲台が活躍します。
ただ、同じ被写体でも自分の撮影スタイルによって、ぴったりな雲台は変わります。
なので、4種類の雲台の特徴をしっかりと確認しましょう!
自分に合った雲台を選ぶポイント
自分にピッタリな雲台を選ぶポイントは4つです。
雲台を選ぶポイント
雲台の種類
雲台の種類をより詳しく紹介します。
自由雲台
特徴!!
- すべての方位(縦・横・上下)を一度に調節が可能
→すばやい構図の調節ができる - コンパクト性に優れている
- 撮影全般に活躍でき、汎用性が高い
雲台の中央のボールが動き、自由に構図をきめられます。
すばやく構図を調節できるので、急な構図の変更でもタイミングを逃しません。
また、余計なレバーがないので、コンパクト性に優れていて持ち運びに便利です。
構図の自由度が高い一方で、すこし微調節がむずかしいかもしれません。
ただ、慣れたら微調節もできるようになります。
ジャンル関係なくさまざまなシーンで活躍する雲台です!
オールマイティな雲台で、どこでも活躍します!
僕は、用途によって3つを使い分けています。
3way雲台
特徴!!
- 構図の微調節が得意
→上下と左右、2つの方向をそれぞれ独立のレバーで微調節可能 - 操作性が優れている
→縦の構図で撮影できる - 初心者向け、風景の撮影に便利
上下と左右を調節するレバーが分かれているので、それぞれの方向で微調節することができます。
市販の三脚に付属することの多いスタンダードな三脚として人気です。
まだ三脚の扱いが慣れてない初心者におすすめです。
また、風景や夜景のような構図が重要な撮影も得意です。
一方で、構図を上下と左右2回の手順に分けて決めるので、急な構図の変更がむずかしいのは弱点。
また、レバーが長くコンパクト性は低いです。
レバーは、外せますので移動のときは外した方が安心ですね。
カメラをはじめたてのときは、3way雲台が操作性がよく使いやすかったです!
ギア雲台
特徴!!
- ミリ単位で構図を緻密に調節することができる
→3way雲台とおなじ動きをギアで制御する - 構図の微調節が必要な、スタジオや天体の撮影に便利
3way雲台と同じように、上下と左右、2つの方向をそれぞれ独立のレバーで微調節できます。
レバーは、メモリがついていてギアを回して操作しますので緻密な構図の調節ができます。
スタジオの撮影や、望遠レンズをつかった天体撮影のような、構図の微調節が必要な場面で活躍します。
一方で、構図の調節はかなりゆっくりです。
また、一般にギア雲台は大きく、かさばるので持ち運びには向きません。
ビデオ雲台
特徴!!
- ビデオ(動画)撮影に便利
→上下・左右が滑らかに動かせる - 動画の撮影で活躍する
ビデオ雲台は、ハンドルが長く滑らかに動かせるのでスムーズなフレーム移動が得意です。
動画の撮影で活躍します。
一方で、カメラを縦にして撮影することには向いていません。
耐荷重
「耐荷重」は、雲台にのせることができる最大の重量のことをいいます。
雲台によって、耐荷重が異なるのでかならずチェックしましょう。
耐荷重を超えた機材を使用すると、固定が弱いのでだんだん構図が崩れるだけでなく、機材の落下の原因になります。
とくに、大型のレンズを使用するときや、赤道儀をつかった撮影では重くなりがちです。
また、耐荷重は「三脚」と「雲台」にそれぞれ決まっているのでチェックしましょう!
知ってトクする雲台の「耐荷重」の豆知識
実は、耐荷重3kgの雲台は、機材3kgをのせることができません!
理由は、雲台の耐荷重は「雲台へ、垂直にモノをのせた場合に耐えられるおもさ」だからです。
こんな感じで、かならずしも機材を垂直にのせることはむずかしく、「テコの原理」により実際のおもさより大きい力が加わることになります。
なので、機材はなるべくバランスを保ってのせることと、耐荷重は余裕を持たせることが大切です。
カメラを雲台へ取り付け方(方法)は2種類ある
カメラを雲台に取り付ける方法は、2種類あります。
取り外しかんたんな「クイックシュー」
「クイックシュー」は、カメラを取り付けるプレートと雲台がわかれています。
さきに、プレートをカメラへ取り付けることで、カメラの取り外しがかんたんになります。
現在、主流の取り付け方法で、多くの雲台がこの方法を採用しています。
安定性が高い「直付け」
「直付け」は、雲台とカメラを直接取り付けます。
クイックシューとちがって、プレートと雲台の間に隙間ができないので安定性が高い撮影ができます。
一方で、取り外すときは、毎回ネジをはずさないといけないのでカメラの着脱に時間がかかります。
アルカスイス互換
「アルカスイス互換」とはクイックシューのプレートが、スイスのカメラ機材メーカーであるアルカスイス社の規格と互換性のある製品のことをいいます。
アルカスイス互換のプレートであれば、縦と横構図を瞬時にきりかえる「Lブラケット」が使えるのが大きなメリットです。
カメラの装着で縦と横のアングルを、かんたんに切り替えます。
とくに縦の構図では、雲台を横にして無理にカメラを倒すので、構図が限られます。
その点、Lブラケットは、縦アングルで自由に構図を決めることができるので撮影をラクにしてくれます。
なので、雲台を選ぶときは、アルカスイス互換のプレートをつかえるかを確認することをおすすめします。
Lブラケットは下記で、詳細を紹介しています。
雲台を選ぶときの注意点
「せっかく雲台を買ったのに使えない!」ってことを防ぐために次のことは必ず確認しましょう!
取り付けネジの規格
雲台と三脚は、ネジでとりつけます。
三脚のネジと雲台のネジ穴が合うかを確認しましょう。
三脚のネジは、現在2種類採用されています。
国内メーカーが採用している「1/4インチネジ(細)」と海外メーカーや国内の大型三脚で採用している「3/8インチネジ(太)」です。
1/4ネジより、3/8インチネジの方が太いです。
三脚と雲台のネジがあうかを確認してから購入しましょう。
また、三脚のネジを1/4インチ(細)→3/8インチ(太)であれば変換アダプターをつかうと変換ができます。
使っていて、安定性が落ちるといったデメリットは感じていませんのでご安心を。
耐荷重
繰り返しですが、耐荷重を超えた機材を使用すると、固定が弱いのでだんだん構図が崩れるだけでなく、機材の落下の原因になります。
「三脚」と「雲台」それぞれの耐荷重をチェックしましょう!
雲台のおすすめメーカー
高性能な雲台を発売している有名メーカーを紹介します。
「はやく、具体的な雲台をおしえんかいッ!」というかたは、下記からとばしちゃってください。
>>>雲台のおすすめ20選
初心者向けが充実で低価格。はじめての方におすすめ「ベルボン」
「ベルボン(Velbon)」は三脚を専門に取り扱ている国産のメーカーで、約60年の歴史があります。
その技術で、幅広いラインナップを製造し、低価格で提供をしています。
ベルボンの特徴
- 初心者向けモデルが充実。20種類以上
- 10,000円以下のモデルあり(相場20,000円ほど)
- 高さわずか7cm以下の手のひらサイズの雲台でも耐荷重2kgあり
初心者向けのモデルが充実しており、低価格設定です。
また、雲台と脚とがセットで購入すると、さらに安く購入することができます。
カメラ落下防止や固定しやすいノブ設計など、独自の技術あり「マンフロット」
「マンフロット(Manfrotto)」は、イタリア発の写真機器メーカーで世界65か国以上の国で販売されています。
イタリアンデザインはカッコよく、雲台と三脚の組み合わせで幅広いニーズに応えています。
マンフロットの特徴
- 耐荷重15kgかつ、重さわずか約500g。耐荷重と軽量性をそろえた高性能モデルあり
- 独自の「プレートロックシステム」で、ネジをしめなくてもロックし落下防止
- 固定ロックは、指がかかりやすく、力が入る曲線形
軽量性を保ちつつ高い耐荷重は、「マグネシウムボディー」で設計のおかげ。
独自の「プレートロックシステム」はプレートをセットすると自動でロック。
固定ノブを締める前の不安定な状態から、プレートをロックしてカメラの落下を防ぎます。
独特な形の固定ノブは、指がかかりやすい設計。
指からのちからがしっかりと伝わりブレずに固定ができます。
はじめての雲台から、機能性が欲しくなっても満足できる、長く使える雲台です。
低重心設計は、コンパクトかつカメラがブレない安定力「レオフォト」
「レオフォト(Leofoto)」は、10年以上にわたり、三脚や雲台などを世界中へ販売しています。
一般に高価なカーボン製の三脚ですが、高い品質を保ちつつ低価格で販売をしています。
レオフォトの特徴
- 30種類以上のたくさんのラインナップ。選べる同型7タイプ。
- 「低重心」設計でコンパクト性と安定性アップ。雲台の低い位置にボールを配置
- 誤差±0.01mmの中空構造ボール採用
たくさんのラインナップがあるので、かならず自分が欲しいスペックが見つかります。
同型でも7タイプあり、重さや大きさ、耐荷重で選ぶことができます。
ボールを低い位置へ配置しているので全高が低くコンパクトで安定する設計です。
0.01mm単位で高精度加工されたボールは、スムーズな操作感でカメラの構図調整が可能。
重い機材をつかう撮影でも安心して固定できます。
雲台のおすすめ20選
それぞれ、雲台の種類にわけて紹介していきます。
主要な雲台は下記です。
その他の雲台は下記からどうぞ!
【最強雲台!!】安心して長く使える雲台1つ厳選
Manfrotto X-PRO MHXPRO-BHQ6
高さ | 11.5cm | 重さ | 520g |
耐荷重 | 15kg (公式HPより) | ネジ穴 | 3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | 〇 |
値段(23/2/18) Amazon | 24,618円 |
ほとんどの機材で活躍する「耐荷重15kg」
カメラの落下防止「プレートロックシステム」が安心
重さ520gと軽いが耐荷重は15kgと、コンパクト性と安定性をそろえた高スペックな雲台。
マグネシウム製のボディーは、軽量かつ強靭な耐久性を実現しました。
初心者から上級者まで、おすすめしたい理由は下記です。
- 雲台へ要望が増えてもいつまでも応えてくれる高いスペック
- 「プレートロックシステム」でカメラの落下防止ができる
- 固定ロックの曲線形でちからが入りやすく、ガッツリ固定ができる
基本的なスペックが高いので、いままだ必要ないスペックでも、もし必要になったとき買い替える心配がありません。
また、初心者でもプロでも、誰でもおこりうるプレートの落下。
「プレートロックシステム」は、プレートを雲台にはめるだけで「カチッ」といい、プレートを固定します。
固定ロックを締めるまえにロックされるので、カメラの落下を防ぎます。
さらに、固定ロックの形が流線形で指がフィットしやすくなっています。
軽いちからでガッツリ固定できるので簡単かつ、ラクです。
アルカスイス互換でプレートの設置もラクラク。
自由雲台の弱点である「構図の微調節が難しい」は、雲台のボールの固さを調節する機構を搭載することで、自由ながら緻密な構図の調節ができるようになっています。
初心者から上級者まで、満足して長くつかえるコスパのいい雲台です。
詳しくは、下記でレビューしています!
3年使っていますが、不満は一切ないです。
ボールもスムーズに動いて快適に撮影ができますよ。
3way雲台のおすすめ
VANGUARD VEO PH-36S アルカスイス互換
高さ | 11.1cm | 重さ | 570g |
耐荷重 | 6kg | ネジ穴 | 1/4, 3/8 |
クイックシュー | ○ | アルカスイス互換 | ○ |
値段(23/2/18) Amazon | 25,300円 |
3way雲台にめずらしいアルカスイス互換プレート
唯一無二の雲台!
VANGUARDは、1986年に設立されて30年以上創業。
世界80国以上の国で、三脚や雲台などのカメラ関連製品を製造・販売しています。
「ユーザーの立場に立って」のこだわりの通り、3way雲台ではめずらしいアルカスイス互換のプレートが搭載することができます。
縦横の構図をかんたんにで変更することができます。
たった570gの軽量かつ、高さ11.1cmでコンパクト性にもすぐれているのも持ち運びもかんたんです。
3way+アルカスイス互換の雲台がほしいかたにおすすめです。
Manfrotto XPRO MHXPRO-3W
高さ | 13cm | 重さ | 1,000g |
耐荷重 | 12kg (公式HPより) | ネジ穴 | 3/8 |
クイックシュー | ○ | アルカスイス互換 | × |
値段(23/2/18) Amazon | 14,500円 |
3way雲台の弱点を最大限克服。
折りたたむと13cm×13.5cm×13.5cm収納コンパクト設計
3way雲台の最大の弱点であるコンパクト性を最大限克服しました。
ハンドルを短くして、折りたためるように設計。
13cm×13.5cm×13.5cmで収納できます。
また、ハンドルを調節する際の抵抗を調節できる「フリクションコントロール」機能を搭載。
ハンドルの滑らかな動きで微細な構図の調整がかんたんにできます。
持ち運びも考えていてコンパクト性を重視しているかたにおすすめです。
Velbon PH-G40DN
高さ | 9.4cm | 重さ | 414g |
耐荷重 | 3kg | ネジ穴 | 1/4 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | × |
値段(23/2/18) Amazon | 8,209円 |
はじめての雲台として使い勝手が◎
にぎりやすい長いハンドルと少しのちからでギュッとしまる固定力
ハンドルが長く持ちても手のひらにフィット。
緻密な構図の調節ができて動きもスムーズです。
固定するときにハンドルをネジのように回しますが、少しのちからでギュッとしまり安心して固定できます。
すこしコンパクト性には欠けますが、移動するときはハンドルを下げて収納するか、とりはずことも可能。
たった414gなので持ち運びラクラクです。
はじめての雲台として使い勝手がとてもいい雲台です。
2代目に使用しましたが、一番最初に出会いたかった…。
三脚と雲台がセットになっているのもお得です。
自由雲台のおすすめ
ARCA-SWISS Z1+
高さ | 10.8cm | 重さ | 690g |
耐荷重 | 60kg | ネジ穴 | 3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | ○ |
値段(23/2/18) Amazon | 76,880円 |
雲台の王者「アルカスイス社」
耐荷重60kg&固定ノブをしめた時のわずかなズレを極限まで抑えた雲台
「アルカスイス互換」の製品がたくさんあるのは、アルカスイス社の雲台が最高級のため。
わかりやすいスペックは、高さ10.8cmとコンパクトにもかかわらず、耐荷重60kg。
一方で、固定ノブで締めるときに一切構図に動きがなく、プレートがそのまま岩のように固定されるのは、最高の使用感です。
Markins Q10iQ-BK
高さ | 9.8cm | 重さ | 498g |
耐荷重 | 45kg | ネジ穴 | 3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | ○ |
値段(23/2/18) Amazon | 55,730円 |
最大限の軽量さと高い耐久性。
独自機構である「BV-HEAD」でなめらかなボールの動き
Markins(マーキンス)社は、1997年に設立された自由雲台の専門メーカーです。
アメリカ、ドイツ、ロシアなど世界各国で最高賞をとっています。
Markinsの雲台は、軽量でコンパクトにもかかわらず高い耐久性をもっています。
Q10iQ-BKは、高さわずか9.8cmにもかかわらず耐荷重45kgで重さ498g。
移動時に邪魔になりません。
おしゃれなレッドカラーも魅力的ですね。
重いレンズで撮影するが移動もしたい撮影に活躍します。
Leofoto LH-36R
高さ | 8.4cm | 重さ | 410g |
耐荷重 | 18kg | ネジ穴 | 1/4,3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | ○ |
値段(23/2/18) Amazon | 28,710円 |
スペックで選べる7タイプは、レオフォトだけ。
「低重心」設計でコンパクト性と安定性アップ!
レオフォトの雲台は重心が低く設計されているので安定性が高く耐荷重は18kg、雲台の高さは8.4cmとてもコンパクトな雲台です。
また、同型の雲台で用途に合わせて7タイプの選択ができます。
僕が調べた限り、細かくえらべるのはレオフォトだけです。
自分のスタイルに合わせた選択ができるのはうれしいですね。
コンパクトさがとても使いやすいです。
移動がある街中の撮影や登山などでも活躍しています。
Velbon QHD-S6AS
高さ | 10.4cm | 重さ | 352g |
耐荷重 | 5kg | ネジ穴 | 1/4 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | ○ |
値段(23/2/18) Amazon | 15,455円 |
超軽量わずか352g!
しっかり固定されてコスパのいい雲台
持ち運びに便利な重さ352cm。
ちょうどいい耐荷重5kgは、ちょっとした望遠レンズも載せられる絶妙な設定になっています。
手が出しやすい価格ですが、Velbonの三脚なので安心して購入できるのもいいですね。
TRIPLE TREE 90-W6X0-8B9I
高さ | 10cm | 重さ | 389g |
耐荷重 | 8kg | ネジ穴 | 1/4,3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | ○ |
値段(23/2/18) Amazon | 2,680円 |
小型一眼カメラ・コンデジに超低価格でコスパが◎
特徴は、圧倒的な低価格さ。
お手軽に自由雲台を試すことができます。
安いから手抜きでなく、細部まできっちり作りこまれています。
小型の一眼カメラやコンデジにコスパがいい雲台です。
売れている雲台のなのでレビューも多く安心して購入を考えられると思います。
ギア雲台のおすすめ
Leofoto G4+NP-60
高さ | 10.8cm | 重さ | 690g |
耐荷重 | 20kg | ネジ穴 | 3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | ○ |
値段(23/2/18) Amazon | 62,980円 |
2か所のダイアルで前後左右の精密調整が可能
一般に、ギア雲台はおもくなりがちで移動に向きませんが重さ690gで耐荷重20kgの軽量設計。
登山でももっていける軽量さです。
また、2か所のダイヤルで前後左右の精密調整が可能です。
Manfrotto XPROギア雲台
高さ | 13cm | 重さ | 750g |
耐荷重 | 4kg | ネジ穴 | 3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | × |
値段(23/2/18) Amazon | 38,800円 |
ギア雲台といったらManfrotto
入門としておすすめの1台
ギア雲台といえばManfrotto。
スペックによって4種類扱われています。
XPROギア雲台は、はじめてのギア雲台を使ってみるかたに一眼レフのエントリー機サイズにピッタリのモデルです。
重量がそれ以上のカメラ・レンズであれば下記のモデルがおすすめです。
- ギア付きジュニア雲台(耐荷重 5kg):APS-C一眼レフ機など
- ギア付きプロ雲台(耐荷重7.5kg):フルサイズ一眼レフ機など
- ギア付き雲台(耐荷重10kg):超大型レンズも耐久
ビデオ雲台のおすすめ
Velbon フリュード雲台 FHD-66A
高さ | 10.7cm | 重さ | 983g |
耐荷重 | 5kg | ネジ穴 | 1/4,3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | × |
値段(23/2/18) Amazon | 38,519円 |
ビデオ&超望遠レンズ対応で汎用的!
「カウンターバランス機構」の搭載でブレなくピタリと止まる!
ビデオや重い超望遠レンズにぴったりな機能をたくさん搭載しています。
約3kgの「カウンターバランス機構」を搭載しているので、重いレンズをのせたとき一方にかかった重さに対して反発してバランスを保ちます。
手をはなしても一定の角度でぴたりと止まるので、素早くシャッターをきったり腕の負担を低減できますよ。
クイックシュープレートとカメラネジがスライドするので、さまざまな機材の前後バランスの調整が可能です。
カメラとシュープレートの回転防止や、正しい位置に取り付けるための「ビデオボス」を装備しています。
Manfrotto XPROフルードビデオ雲台
高さ | 10cm | 重さ | 760g |
耐荷重 | 5kg | ネジ穴 | 3/8 |
クイックシュー | 〇 | アルカスイス互換 | × |
値段(23/2/18) Amazon | 14,273円 |
ビデオ雲台のスタンダートな1台
必要なスペックにしぼって低価格を実現!
アルミニウム素材を採用して、たかい耐久性とおどろくほどの軽量性を両立。
それでいて、耐荷重が5kgなのでたいていの機材は対応可能です。
スマホ用雲台(三脚)のおすすめ
Neewer スマートフォンホルダー垂直ブラケット
高さ | --- | 重さ | 76g |
ネジ穴 | 1/4 | 対応 | iPhone/Galaxy/Huawei 幅5~10cmのスマホ対応 |
値段(23/2/18) Amazon | 1,699円 |
360°に回転するスマホホルダーが使い勝手!
スマホをキズつけずにやさしくホールド
スマホホルダーが360°回転するので、縦と横をかんたんに調節することができます。
スマホの固定には、シリカゲルのパッドが採用されているので、スマホをキズつけることなくしっかりとホールドします。
プラスチック製で軽いので自撮りの撮影なんかでも活躍します。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI Smart
三脚の有名メーカーManfrotto製!
スマホ向けミニ三脚がリリース
全高21cm、耐荷重1kgで約200gのコンパクトさ。
かさばらない設計は邪魔にならず、旅行先やイベントで便利につかえることまちがいなし!
また、脚を折りたたむとグリップとして使うことが出来ます。
最近は、本格カメラだけでなく気軽にスマホで撮影するのが人気ですので、ぜひ検討してみてください。
motator スマホ対応 クネクネ三脚
どんな場所でも取り付け可能!
おもしろいビジュアルのクネクネ三脚
おもしろいビジュアルの三脚ですが、最大の特徴は、三脚の脚を木の枝や自転車のポールなどに巻き付けられることです。
また、価格も1000円以下で購入できるも魅力です!
設置できる場所が広いのと低価格さが魅力の三脚です。
便利な雲台関連グッツ
三脚関連グッツでは、撮影をより便利にグッツのほか、三脚の弱点を補うモノがあります。
- クイックシュー:ワンタッチでカメラを取り付ける
- L型ブラケット(プレート):カメラの縦・横をかんたんに切り替える
- レベリングベース:三脚と雲台の間にとりつけ、雲台の水平を保つ
僕も実際に使用しているものを中心に紹介しますね。
クイックシュー:ワンタッチでカメラを取り付ける
NEEWER クイックシュー+クイックリリースプレート アルカスイス互換
プレートのレバーで、すばやく取り付けと取り外しができるのが特徴です。
上のクイックシューをカメラに、下のプレートは三脚に取り付けて使用します。
「アルカスイス互換」は、アルカスイス規格のプレートであればメーカー問わずに取り付けが可能です。
雲台の仕様では、取り付けができない場合があるので確認してから購入をしてください。
この商品は、「取り付けネジ:1/4”」です。
ミスって雲台に取り付けできないのに購入したことあります…。
みなさんはお間違いなく…。。
L型ブラケット:カメラの縦・横をかんたんに切り替える
INPON 汎用 L型ブラケット アルカスイス互換
カメラの装着で縦と横のアングルを、かんたんに切り替えます。
特に、縦アングルでは雲台を無理に縦にするため、構図が限られます。
その点、Lブラケットは、縦アングルで自由に構図を決めることができます。
Lブラケットを選ぶ際は、カメラに合うプレートを選びましょう。
プレートに空いている穴の位置によっては、バッテリーの交換やレリーズ(リモートスイッチ)の取り付けができない場合があります。
一瞬で構図を変更できるので、その瞬間を逃しません!
僕の撮影には必須アイテムになっています♪
レベリングベース:三脚と雲台の間にとりつけ、雲台の水平を保つ
SLIK レベリングベース
レベリングベースは、三脚と雲台の間にとりつけます。
地面が傾いていいると三脚も傾きます。
レベリングベースがそんな状況でも雲台の水平を保ちます。
とくに、パノラマ撮影やジンバル雲台、ビデオ雲台をつかった撮影に便利なアイテムです。
【裏ワザ】イマイチ購入の決め手がない人が、決断する方法
うーん。なんとなく必要な理由は分かったけど、イマイチ決断できない…
実際に使ってみてから決断をしてみてはいかがでしょうか?
イメージだけで決断するのは難しですよね。
そんなときは、実際に撮影に使ってみましょう!
身近なのは、家電量販店で触ってみることですね。
ただ、自分が撮りたい被写体を撮れないのが残念…。
実は、雲台をレンタルすることができます。
もともと雲台をレンタルできるサービスは少ないですが、GOOPASSであれば幅広い雲台(三脚)を取り扱っています。
数十万する三脚も、6,000円~レンタルできます。
購入で失敗する前に、使ってみてから決断をしてみてはいかがでしょうか?
雲台にあう三脚の選び方をサクッと紹介
雲台と一緒に必須な、三脚の選ぶポイントをサクッと紹介します。
三脚を選ぶポイントは、大きくわけて3つです。
三脚の選び方
伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
三脚の全長は「(自分の身長)-(20cm)」をめやすにしましょう。
ちょうど、自分の目の高さにカメラのファインダーが来る位置です。
また、脚を縮めた時の長さもチェックするとコンパクトさが分かります。
- 全長は「(自分の身長)-(20cm)」がめやす
- コンパクトさは脚を縮めた時の長さをチェック
重さ
三脚の「重さ」は、コンパクト性と安定性に関係します。
軽い三脚は移動がしやすく、コンパクトですが、重い三脚の方がカメラは安定します。
なので、あなたの撮影スタイルによって、ベストな重さの三脚が変わっていくわけです。(次章で解説)
三脚の重さは、「高さ」・「太さ」・「素材」で決まります。
特に素材は、「カーボン製」と「アルミ製」で大きく使い勝手が変わります。
一般に、カーボン製の方が安定性が高く軽量でコンパクトなので最強スペックですが、価格が高いです。
カーボン製 | アルミ製 | |
重さ | 軽い | 重い |
価格 | 高い | 安い |
カーボン三脚
カーボン製の三脚は、軽量かつ安定性が高いのが特徴です。
アルミ製の三脚と比べると約3割ほど軽く設計されています。
また、カーボンは、振動の吸収率が高いので微細な振動を吸収します。
なので、ブレが少なく高い画質を保ってくれます。
カーボンは金属ではない為、脚が冷たくなりにくいです。
冬の撮影で移動時にラクですね。
個人的には見た目もカッコイイのもおすすめポイントです!
一方で、アルミ三脚と比べると高くなりがちなのがデメリット。
ただ、ジッツォのカーボン三脚は「一生モノ」と言われるほど、アルミ三脚と比べるとカーボン製は長く使えます。
個人的には、三脚の使い勝手がわかって2台目以降は…とかが良いかもしれませんね。
- 軽量かつ安定性が高い
- 微細な振動を吸収する
- 脚が冷たくなりにくい
- 価格は高いが、長く使える
アルミ三脚
アルミ三脚は、とにかく安いのが特徴です。
カーボンと比べると重いので移動にはあまり適しません。
ただ、動かない撮影スタイルの場合は、重さがかえって三脚の安定になります。
- 「安い」のが一番の特徴
- 重いので安定性が高い
脚の太さ・段数
三脚の「太さ」と「段数」も、コンパクト性と安定性に関係します。
まず、三脚の脚の太さで安定性がかわるイメージはわきますね。
太さのめやすは、下記のように紹介しています。(ベルボンより)
パイプ径 | めやす |
36mm | 超大型 |
32mm | 大型 |
28mm | 中型 |
25mm | 中小型 |
バランスを考えると28mmを1つのめやすにするといいと思います。
続いて、三脚の段数も大切です。
この三脚の段数は「4段」ですね。
段数による特徴は下記です。
- 段数が多い:コンパクトさ◎、安定性が△
- 段数が少ない:コンパクトさ△、安定性が◎
段数が多い分、接続部分が多いので、安定性が低くなります。
一方で、小さくたためるので持ち運びは便利です。
「3段」または「4段」がバランスいいでしょう。
自分の、スタイルに合わせて検討するといいと思います!
- 三脚の太さのめやすは、バランスのいい「28mm」を基準にする
- 三脚の段数は「3段」または「4段」がバランスがいい
用途に合うおすすめの三脚
用途にあわせておすすめの三脚を下記で紹介しています。
「種類が多すぎてわからない!」というかたは、おすすめの三脚を9つ厳選しています。
コンパクト重視で選びたい方は下記を、参考にて下さい。
-
【40㎝以下】コンパクトな三脚17選!バックへ楽々収納【2024年】
雲台と三脚を別で購入する場合、雲台より脚の耐荷重が大きいことが選ぶポイントです。
たとえば、脚の耐荷重が3kgなのに雲台の耐荷重が10kgだと雲台のスペックを生かしきれません。
なので、雲台より脚の耐荷重が大きいように選びましょう!
【Q&A】よくある質問
よくある質問に回答していきます!
雲台って変える必要ある?
必ずしも変える必要はありませんが、自分の撮影スタイル合う雲台を使うことをおすすめします。
雲台は種類によって、撮影がラクになったり、構図の幅が広がることで作品の幅も広がることがあります。
撮影のサポート的な役割ですが、実際に使ってみると大きな存在です。
「いきなり購入は…試しに使ってみたい」という方は、レンタルがおすすめです。
もともと雲台をレンタルできるサービスは少ないですが、GOOPASSであれば幅広い雲台(三脚)を取り扱っています。
数十万する三脚も、6,000円~レンタルできます。
自由雲台は使いにくい?
はじめは、使いにくさを感じる人がいると思います。
慣れることで、どの雲台よりも構図の自由さが感じられます。
構図を半球分自由に調整することができるのが大きなメリットです。
急な構図の変更もできるので、貴重な一瞬を逃しません。
一方で、構図の調節がむずかしいと言われますが、ある程度慣れが解消してくれます。
また、雲台のボールの固さを強くできる自由雲台では、より構図が決めやすくなります。
>>>Manfrotto X-PRO MHXPRO-BHQ6
ジンバル雲台とは?
望遠レンズなど重量のあるレンズに特化した雲台で、上下左右さまざまな方向に角度を調整することができます。
動きがとても滑らかで微細な構図の調節ができるので、被写体が動く野鳥の撮影や、レーシングの撮影などによく使われます。
雲台のネジはなんミリ?
国内メーカー:「1/4インチネジ」
海外メーカーや国内の大型三脚:「3/8インチネジ(太)」
あくまでも目安なので、公式HPや取扱説明書を確認しましょう。
クイックシューの外し方は?
雲台ごとに変わりますが、ネジで締めるタイプや、押し込むタイプなどがあります。
まとめ
迷ったら「自由雲台」を選ぶのがおすすめです。
その中でも、耐荷重が15kgありしっかりとカメラが固定され、カメラ落下防止の「プレートロックシステム」は安心して撮影できるでしょう。
また、Lブラケットがあると構図をすばやく変更できるので、大事な場面を逃しません。
すこし高い買い物ですが、撮影を便利にしてくれるうえ、ひろい意味であなたの撮影の幅を広げてくれるはずです。
また、メンテナンスをすれば5年以上なんて余裕でつかえます。
雲台を新しくするだけで、撮影もウキウキですね!
それでは、よい写真LIFEを!