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【初心者】場面に応じたISO感度の”目安”【カメラ】

ぎゅっ!とこんな内容

ISO感度の”場面に応じた”目安!中級者向きへ”3つ”のLEVELで設定方法を紹介します!ISO感度の隠れた機能とは…?

こんにちは、トモキです。

もう、立春!?まだまだ寒いですね~。。

さて、今回は「ISO感度」です!光を扱う”3つの道具”の1つですが…唯一、光を”増”やせます!すごいッ。(…デメリットも!?)

それでは、やっていきましょう!

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【初心者】場面に応じたISO感度の”目安”【カメラ】

光を扱う”3つの道具”の「F値」「シャッタースピード(SS)」そして、「ISO感度」共通して”光の量を調節する”とお話ししました。

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ISO感度は、他の2つと違い実際の光を集めるのではなく、集めた光を”増幅”します。なので、ISO感度を上げると、暗い場所での撮影も昼間の様な明るさにしてくれるのです。すごいですね!よく使うのは、夜や屋内の様な、暗いところでの撮影です。

一方、弱点もあります。ISO感度を上げれば上げるほど、”ノイズ”が増えます。

  • ISO感度は”集めた光を増幅”する
  • ISO感度を上げると”ノイズが増える”

ISO感度とは?(とばしてOK)

ここは飛ばしても大丈夫です。実践的なことは、次の章でお話しします!

メリット・デメリット

まずは、基礎からです。

ISO感度は「いそかんど」または「アイ・エス・オーかんど」と読み、「ISO」と「感度」に分けられます。

「ISO」とは「International Organization for Standardization」の略。日本語に訳すと「国際標準化機構」です。よく、トラックの後ろや病院とかに「ISO認証」とか書いてありますね!要するに「国際的な認証受けてますよ!」という意味です。

「感度」は”光”の感度のことを表しています。しかし、感度といっても人それぞれ違っても困りますよね。

なので、国際的に決まっています。各カメラメーカーは、その国際的なルールに則った感度(=ISO感度)に合わせてカメラを作っています。実際に、さまざまなカメラを使ってもISO感度の体感は同じです。

例にカメラメーカーを出しましたが、最初はフィルムの感度が先です。

  • 国際的に決まった感度=「ISO感度」

メリット・デメリット

ISO感度は、先に話した通り「集めた光を増幅」します。これが、メリット。デメリットは「ノイズが増える事」です。

他2つの光を扱う道具(F値・SS)はそれぞれ、ボケと光の量、SSと光の量の”バランス”でした。しかし、ISO感度の「ノイズ」はデメリットでしかありません。

なので、まずは「ISO感度は低い方が良い」と覚えましょう。

  • まずは「ISO感度は低い方が良い」と覚える

”ノイズ”ってどのくらい?

ISO感度の比較ノイズ・明るさ

各ISO感度での、ノイズを比較しました。iso6400あたりからノイズが目立ち始めた感じでしょうか。

1つ注意点があります。同じISO感度でも、カメラによってノイズの量が変わります。この写真は「Canon 5D Mark IV」で撮影しました。このカメラは比較的、高感度にも強い機体なのでノイズが少ないです。しかし、iso1600までが限界というカメラもざらなので自分のカメラに合った、ノイズの具合を確認しときましょう!

また、ノイズが少なく日常的に使えるISO感度を「常用ISO感度」と言います。このカメラではiso100~32000までが、常用ISO感度となっています。一方、常用ISO感度以外を「拡張ISO感度」といいます。各メーカー、機体によって公開しているので参考にするといいでしょう。

  • 自分のカメラに合った、ノイズの具合を確認する

”明るい”ってどのくらい?

ISO感度の比較ノイズ・明るさ

ISO感度すごいですね!暗い場所でもとっても明るく映してくれます。F値・SS共に固定して撮影をしました。

光が少ない被写体で「F値を高くしたい」や「SSを短くしたい」場合にはISO感度に頼りましょう!

ISO感度と明るさの関係に関しては、機体によって変わりません。一方で、カメラによっては、上限が決まっているので要チェックです。

ISO感度の決め方

ISO感度はデメリットがある為、最後に決めるのがコツです。カメラの設定を決める際にはF値→SS→ISO感度の順番がおすすめです。

と、言っても最初は難しかったですよね。僕もそうでした。笑 場面に応じた目安と少しレベルが上がったISO感度の決め方を紹介します!

1~3のLEVELで話していきます。自分に合ったLEVELを見つけてください!初心者の場合、光を扱う3つの道具を一度にマニュアル操作するのはとても難しいです。F値→SSと一部をオートにして慣れて来たら、ISO感度に挑戦しましょう!

1つ1つ徐々にマスターするのが上達の近道です!

  • 1つ1つ徐々にマスターするのが上達の近道!

【LEVEL.1】オートで撮る

ISO感度の決め方・目安

まずは、ISO感度をオートで撮影します。

自分では、F値とSSを設定。セミオートの様な撮影です。撮った後に実際に「isoいくつで撮っているのか」を見ると参考になります!

F値・SSの設定に慣れてきたら次のLEVELへ行きましょう!

【LEVEL.2】場面に応じたISO感度を参考にする

ISO感度の決め方・目安

いよいよ、完全マニュアルでの撮影です!上の場面をもとにiso感度を設定してみてください。

その中で、少し暗ければISO感度を上げて、明るければ下げます。するとだんだんと具合が分かっていきます。

1つ注意点。完全マニュアルで撮影してください。F値とSSを片方または、両方をオートにするとそちらの道具で光量を調整するので、ISO感度が適切かが分からなくなってしまいます。

また、被写体によって設定の目安があります。それも参考にして、設定してみてください!

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【LEVEL.3】完全自分設定

ISO感度の決め方・目安

完全に、その状況に応じたISO感度を自分で設定します。基本的には、ISO感度はiso100を目安に最後に決めてください。

既に【LEVEL.2】で大体の目安は分かってきたと思います。上の画像を参考にしてください。

ボケを優先にするのであれば、F値から設定。被写体の動きに合わせて、SSを調節。そして、暗いのであればISO感度を100より上げます。

SSを優先にするのであれば、SSが長ければF値は、大きく。SSが短いのであれば、F値は小さくします。そして、暗いのであればISO感度を100より上げます。

とっても暗い撮影であれば、F値・SS・ISO感度共に上げます。

ここまで出来たら、一人前!

…ISO感度の【裏情報】

一般に、明るさとノイズにしか焦点が当たらないISO感度。実は、諧調を豊かにするという特性もあります。これは、あまり知られていないかも?

特に諧調がきつくなる、朝・夕焼けや、星空の撮影。光量が十分でも、あえて諧調を豊かにするためにISO感度をあげて撮影します。諧調が厳しくなると、”トーンジャンプ”というグラデーションがシマシマで現れるような現象が起きます。

詳しくは別記事でお話しします!初めての方は、頭の片隅またはスルーで大丈夫です。知っている方はかなり少ないと思うので!

まとめ

ココが重要!

  • ISO感度は「集めた光を増幅」する
  • ISO感度を上げると「ノイズが増える」
  • 1つ1つ徐々にマスターするのが上達の近道!

最初は、3つを決めないといけないので頭パンクしますよね。なので、一部はオートで撮影をするのをオススメします!手間取って、被写体の大事な一瞬を逃してしまったら元も子もないので。でも、最初オートでしか撮ったことがなかったのがもういろいろ触れていて成長を感じますね!確実にレベル上がっています。その調子で上達していきましょう!

それでは、いい写真LIFEを!

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