

「自分にぴったりの三脚が分からない!」
「なるべく安くてしっかりとした三脚が欲しい」
こんな疑問を解決します。
記事を書いている僕は、カメラ歴6年ほどで、今まで4つの三脚を愛用してきました。
大学2年生から趣味でカメラをはじめて、フォトコンテストの入賞や東京で写真展の開催などを経験しています。
[PR] 当サイトは、tomoki独自に制作をしています。
一部、アフィリエイト広告による収益を得ていますが、コンテンツの内容やランキングの決定に一切関与していません。
三脚は、たくさんの種類があるので選ぶのが難しいですよね。
この記事では、あなたへぴったりの三脚を、撮影スタイルに合わせて選んでいきます。
選ぶポイントはたくさんあるので、シンプルにわかりやすく解説していきますね。
この記事を読めば、失敗しせずにあなたぴったりの三脚を選ぶことができます。
かなり、ひも解いて解説しています。
参考になればうれしいです!

目次
おすすめ三脚9つ厳選。失敗しない三脚は?

自分の撮影スタイルにあった三脚を選ばないと、写真の画質の低下や、良質な写真が撮れないことにつながります。
理由は下記です。
- 画質の低下:弱い三脚は、脚の微妙なブレがカメラのブレにつながるから
- 良質な写真が撮れない:重すぎる三脚は、移動で撮影者が疲れ、集中力が低下するから
つまり、三脚を選ぶポイントは、強さと重さをバランスよく選ぶことです。
- 三脚は、強さと重さをバランスよく選ぶ
三脚の選び方

三脚は、大きく「雲台」と「脚」の2つの部品に分かれます。
「雲台」は、カメラを取り付ける部分で、「脚」は高さを調節します。
購入の際は、「雲台+脚」がセットになっているタイプの他、「雲台」のみ「脚」のみを選ぶことができます。
はじめての方は、「雲台+脚」がセットがおすすめです。
セットでも、雲台と脚は取り外せるので後から交換が可能だからです。
それでは、実際に自分に合った三脚を選んでいきましょう!
大きく3つに分けてポイントを紹介します。
三脚の選び方
なお、コンパクト性重視で三脚を選びたい方は、下記を参考にしてください。
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-
【40㎝以下】コンパクトな三脚17選!バックへ楽々収納【2023年】
伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
三脚の全長は「(自分の身長)-(20cm)」をめやすにしましょう。
ちょうど、自分の目の高さにカメラのファインダーが来る位置です。

また、脚を縮めた時の長さもチェックするとコンパクトさが分かります。
一方、忘れがちなのがローアングル対応かどうかをチェックすることです。
撮影によっては、低い高さが必要になる場合もあります。
- 全長は「(自分の身長)-(20cm)」がめやす
- コンパクトさは脚を縮めた時の長さをチェック
- ローアングル対応かどうかをチェックする
重さ
三脚の「重さ」は、コンパクト性と安定性に関係します。
軽い三脚は移動がしやすく、コンパクトですが、重い三脚の方がカメラは安定します。
なので、あなたの撮影スタイルによって、ベストな重さの三脚が変わっていくわけです。(次章で解説)
三脚の重さは、「高さ」・「太さ」・「素材」で決まります。
特に素材は、「カーボン製」と「アルミ製」で大きく使い勝手が変わります。
一般に、カーボン製の方が安定性が高く軽量でコンパクトなので最強スペックですが、価格が高いです。
カーボン製 | アルミ製 | |
重さ | 軽い | 重い |
価格 | 高い | 安い |
カーボン三脚
カーボン製の三脚は、軽量かつ安定性が高いのが特徴です。
アルミ製の三脚と比べると約3割ほど軽く設計されています。
また、カーボンは、振動の吸収率が高いので微細な振動を吸収します。
なので、ブレが少なく高い画質を保ってくれます。
カーボンは金属ではない為、脚が冷たくなりにくいです。
冬の撮影で移動時にラクですね。

個人的には見た目もカッコイイのもおすすめポイントです!
一方で、アルミ三脚と比べると高くなりがちなのがデメリット。
ただ、ジッツォのカーボン三脚は「一生モノ」と言われるほど、アルミ三脚と比べるとカーボン製は長く使えます。
個人的には、三脚の使い勝手がわかって2台目以降は…とかが良いかもしれませんね。
- 軽量かつ安定性が高い
- 微細な振動を吸収する
- 脚が冷たくなりにくい
- 価格は高いが、長く使える
アルミ三脚
アルミ三脚は、とにかく安いのが特徴です。

カーボンと比べると重いので移動にはあまり適しません。
ただ、動かない撮影スタイルの場合は、重さがかえって三脚の安定になります。
- 「安い」のが一番の特徴
- 重いので安定性が高い
脚の太さ・段数
三脚の「太さ」と「段数」も、コンパクト性と安定性に関係します。
まず、三脚の脚の太さで安定性がかわるイメージはわきますね。
太さのめやすは、下記のように紹介しています。(ベルボンより)
パイプ径 | めやす |
36mm | 超大型 |
32mm | 大型 |
28mm | 中型 |
25mm | 中小型 |
バランスを考えると28mmを1つのめやすにするといいと思います。
続いて、三脚の段数も大切です。

この三脚の段数は「4段」ですね。
段数による特徴は下記です。
- 段数が多い:コンパクトさ◎、安定性が△
- 段数が少ない:コンパクトさ△、安定性が◎
段数が多い分、接続部分が多いので、安定性が低くなります。
一方で、小さくたためるので持ち運びは便利です。
「3段」または「4段」がバランスいいでしょう。
自分の、スタイルに合わせて検討するといいと思います!
- 三脚の太さのめやすは、バランスのいい「28mm」を基準にする
- 三脚の段数は「3段」または「4段」がバランスがいい
すこし気にした方がいいポイント
耐荷重
耐荷重は、「脚」と「雲台」ともに規定があります。
乗せるカメラ本体の他、レンズの重さやその他をあわせた重量に耐えられるかをチェックしておきましょう。
脚ロックはナット式とレバー式がある
三脚の脚をロックする方法は2種類あります。
最初は、三脚を選ぶ上でそこまで、気にしなくていいですが一応、特徴を紹介します。
- ナット式
メリット:しっかり固定でき、メンテナンス性が高い
デメリット:固定されているかが、パッと見てわからない - レバー式
メリット:軽い力で固定でき、固定されているかがひと目でわかる
デメリット:メンテナンスが難しい、レバーがあたる部品が消耗すると固定力が落ちる場合がある
僕はどちらのタイプも使っていますが、遜色ないと思っています。
雲台
はじめての三脚は、脚と雲台のセットになっているのがラクです。
セットになっていても後から雲台だけ変えることもできますので安心してください!
今回は3つの雲台の特徴をかんたんに紹介します。
1.3ウェイ雲台
特徴は、縦・横・奥の3つの方向で構図を調節できます。
各方向を微調節できるので、慣れていなくても精密に構図を決めることが出来ます。
2.自由雲台
雲台の中央にボールがあり、縦と横に自由に構図の調節ができます。
余計なレバーがないので素早く構図を決めることができるのと、コンパクト性に優れています。
3.ギア雲台
3ウェイ雲台と同じように、縦・横・奥の3つの方向に調節できますが、操作方法が、レバーでなく歯車のギアを動かして調節します。
ギアをまわすのでより、微細な構図の調節ができます。
自分の撮影スタイルに合わせて三脚を選ぶ


「三脚が、どれも一長一短なのはわかったけど…自分にはどんな三脚がいいのだろう…」
では、ここからは実際にあなたにあった三脚を選んでいきましょう!

一番大事なことは、あなたの撮影スタイルをがっちりイメージすることです。
3つの撮影スタイルで分けています。
前章の、三脚を選ぶポイントをもとにそれぞれのバランスを決めていきます!
三脚の選び方まとめ
- 伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
- 全長は「(自分の身長)-(20cm)」がめやす
- コンパクトさは脚を縮めた時の長さをチェック
- ローアングル対応かどうかをチェックする
- 重さ
- とくに「カーボン製」か「アルミ製」を選ぶ
- 脚の太さ・段数
- 「28mm」を基準にする
- 「3段」または「4段」がバランスがいい
[コンパクト]街スナップ・夜景・ポートレート・イベントなど
街スナップ・夜景・ポートレート・イベントなどの撮影では、移動しながらの撮影になりますので、軽量でコンパクトだと移動がラクです。
また、撮影場所は、比較的足場が安定していて、風も弱いので軽くて問題ありません。
コンパクト重視の方は、コレ!
- 伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
- (自分の身長)-(20cm)ほど
- 重さ
- 「カーボン製」が好ましいが、予算に合わせてアルミ製でも○
- 脚の太さ・段数
- パイプ径:25~28mm
- 4段以上
[バランス]自然風景・登山・野生動物など
自然風景・登山・野生動物など、すこし厳しい環境での撮影では、コンパクト性が必要な上、足場が悪い場所や、強い風にもブレない三脚でなくてはいけません。
強さにおもきを置きつつ、最低限のコンパクトさと軽量さも必要になります。
また、撮影場所によっては、自分の足場より下に三脚を立てる場合や、高い位置にカメラを構えたい場合があるので自分の身長よりも高い三脚が便利です。
バランス重視は、コレ!
- 伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
- (自分の身長)+(10cm)以上
- 重さ
- 「カーボン製」が好ましい
- 脚の太さ・段数
- パイプ径:28~32mm
- 3~4段
[ストロング]星空・天体・乗り物・スポーツなど
星空・天体・乗り物・スポーツなど、あまり動かない撮影の場合は、重くても問題ないので、安定性を重視した三脚だと安心です。
また、乗り物・スポーツなどの撮影では三脚を高くして、自分は脚立の上で撮影をすることがあるので自分のスタイルによって高さを選びましょう。
ストロング重視の方は、コレ!
- 伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
- (自分の身長)-(20cm)以上
- 重さ
- アルミ製また、カーボン製どちらでも◎
- 脚の太さ・段数
- パイプ径:28mm以上
- 4段以下
三脚のおすすめ人気メーカーは?

三脚のおすすめのメーカー紹介します。(とばしてもOKです)
>>>おすすめ三脚9つ厳選して紹介!(←具体的な三脚を紹介)
コンパクトでコスパが良い。初心者へおすすめ「ベルボン」

「ベルボン(Velbon)」は三脚を専門に取り扱ている国産のメーカーで、約60年の歴史があります。
その技術で、幅広いラインナップを製造し、低価格で提供をしています。
ベルボンの特徴
- 三脚のラインナップは60種類以上
- 片手サイズの三脚が150cmまで伸長するコンパクト設計
- 150cmで、たった1kgほどの軽量設計
ベルボンは、三脚のラインナップは60種類以上。
初心者からプロ向けまで幅広く取り揃えています。
また、軽量かつコンパクトの高スペックなのに低価格ですので、初心者におすすめです。
高い性能とデザイン性が良い「マンフロット」

「マンフロット(Manfrotto)」は、イタリア発の写真機器メーカーで世界65か国以上の国で販売されています。
イタリアンデザインはカッコよく、雲台と三脚の組み合わせで幅広いニーズに応えています。
マンフロットの特徴
- 黒と赤を基調としたイタリアンデザイン
- パイプ径25mm以上が多く、耐荷重20kgの三脚もあり安定性バツグン
- ニッチなニーズにも対応したラインナップ
三脚のパイプ径が25mm以上の脚が太い三脚が多く、耐荷重も高め。
中~大型レンズのおもさにビクともしない頑丈な三脚です。
その高い品質とデザイン性は、中~上級者におすすめしたい三脚です。
高価なカーボン製を低価格で「レオフォト」
「レオフォト(Leofoto)」は、10年以上にわたり、三脚や雲台などを世界中へ販売しています。
一般に高価なカーボン製の三脚ですが、高い品質を保ちつつ低価格で販売をしています。
レオフォトの特徴
- 一般的な価格から30%以上低価格
- 10層カーボンを使用し強度を極限まで高めてブレ軽減
- センターポールを省略して軽量スリムになり、ローアングル対応で実用性向上
10層カーボンの採用と金属部分の削り出し加工は、高い耐久性で高スペックにもかかわらず一派的な価格の30%以上安くで購入できます。
はじめてのカーボン製を購入したい方や2、3台目にもおすすめの三脚です。
三脚の最高峰。圧倒的な強靭性と軽量性「ジッツオ」

「ジッツオ(GITZO)」は、フランスで1917年に創業し、三脚の製造は約70年の歴史があります。
「三脚好きのカメラマンが最終的に行き着く三脚」と言われるほど、圧倒的な強靭性と洗礼されたでデザインの三脚です。
ジッツオの特徴
- パイプ径ごとでファイバー組織を最適化する「カーボン eXact」は、高い強度と軽量性を実現
- 可動式の石突(三脚先端、地面に接する部位)は、どんな足場でも安定しやすい
- すべての部品を分解しメンテナンスや交換が可能
パイプ径ごとにカーボン組織の太さを最適化することで、強度と軽量さのバランスを最大限に引き出します。
圧倒的な性能とデザインで、多くのプロカメラマンを魅了していますが、その分価格は高めです。
ですが、細部まで分解ができ部品の交換が可能ですので、一生使える三脚と言われています。
おすすめ三脚9つ厳選して紹介!

ご存じのとおり、三脚の種類はたくさんあります。
なので、「数が多すぎて、どの三脚がいいか選びきれない」という方が、多いのではないでしょうか。
次に紹介するのは、あなたがもう迷わない、本当におすすめする三脚に厳選して紹介しています。
ですので、安心して選んでいただけたらと思います。
3つ撮影スタイルに分けています。
コンパクト性重視な三脚
- 伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
- (自分の身長)-(20cm)ほど
- 重さ
- 「カーボン製」が好ましいが、予算に合わせてアルミ製でも○
- 脚の太さ・段数
- パイプ径:25~28mm
- 4段以上
Manfrotto Element MII MBTキット カーボン
全高 | 160cm | 縮長 | 43cm |
本体重量 | 1.35kg | 素材 | カーボン |
段数 | 4段 | パイプ径 | |
耐荷重 | 8kg | 雲台 | 自由雲台 |
ローアングル | ○ | 値段(23/1/25) Amazon | 22,960円 |
縮長たった43cmで耐荷重8kg!コンパクト性が高く、重さにも耐える高スペック
縮めた長さはたった43cm。
500mlペットボトルが約2本分の大きさです。
持ち運びに優れているコンパクトさですが、耐荷重が8kgなので大きいレンズも装着可能。
さまざまな機材にも対応できるので、長く使えてお得です。
ローアングル対応ですので幅広い場面でも撮影できます。
イタリア製ということもあって、見た目もカッコいいカーボン製です。
値段は少々しますが、長く使えるいい三脚です。
ある程度の汎用性があって、いいモノを長く使いたい人におすすめの三脚です。
Velbon ULTREK UT-3AR アルミニウム
全高 | 135.5cm (※選択可能) | 縮長 | 29.5cm |
本体重量 | 0.786kg | 素材 | アルミニウム |
段数 | 5段 | パイプ径 | 21mm |
耐荷重 | 6kg | 雲台 | 自由雲台 |
ローアングル | × | 値段(23/1/25) Amazon | 11,964円 |
縮長約30cmの圧倒的コンパクトさ!約790gの重さは軽量最高レベル
軽々もてる軽量さと、リュックにラクにしまえるコンパクトさが特徴です。
このコンパクトさは、ライブや運動会などのイベントや、撮影の移動時にも邪魔になりません。
また、耐荷重6kgですので大きい望遠レンズも積載可能。
気になるブレは、5段ということもあり強い風があるときは、ブレそうですが無風では耐えられるレベルです。
とにかくコンパクトで、持ち運びがラクな三脚です。
SLIK GX-S 7500 アルミニウム
全高 | 172cm | 縮長 | 48cm |
本体重量 | 1.32kg | 素材 | アルミニウム |
段数 | 5段 | パイプ径 | 24mm |
耐荷重 | 1.5kg | 雲台 | 3way |
ローアングル | × | 値段(23/1/25) Amazon | 5,900円 |
全高172cmで低価格!おためしの三脚としてピッタリの三脚
全高が172cmと高いにもかかわらず、5,900円(Amazon)の低価格。
縮長48cmですのでコンパクトさも良いです。
まだ、自分の撮影スタイルが決まっていない方に最初の1台としておすすめです。
バランスが良い三脚
- 伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
- (自分の身長)+(10cm)以上
- 重さ
- 「カーボン製」が好ましい
- 脚の太さ・段数
- パイプ径:28~32mm
- 3~4段
Leofoto LQ-324C+LH-40R カーボン
全高 | 171.8cm | 縮長 | 61.3cm |
本体重量 | 2.22kg | 素材 | カーボン |
段数 | 4段 | パイプ径 | 32mm |
耐荷重 | 10kg | 雲台 | 自由 |
ローアングル | ○ | 値段(23/1/25) Amazon | 108,000円 |
強靭な脚で地面をがっちりつかむ。どこにでも使える安定性バツグンの極太三脚!
極太パイプ径32mmは、強風にも耐える安定性バツグンの三脚。
耐荷重10kgなので、大型のカメラレンズを装着しての撮影も対応しています。

さらに、コンパクト性も両立。
自然の中の撮影や登山でも、コンパクトかつ安定して撮影ができます。
標高3000mの山頂まで、重さを感じずに登頂できました!
おもい赤道儀をつけても、まったくブレずに安心して撮影できましたよ。

Manfrotto befree GT XPRO カーボン
全高 | 162cm | 縮長 | 43cm |
本体重量 | 1.76kg | 素材 | カーボン |
段数 | 4段 | パイプ径 | 25.3mm |
耐荷重 | 12kg | 雲台 | 自由 |
ローアングル | ○ | 値段(23/1/25) Amazon | 66,627円 |
屈強性とコンパクト性のバランスが絶妙!手軽に本格装備で撮影
縮長43cmで重量1.76kgのコンパクト性は、移動や持ち運びに邪魔になりません。

最大限に開脚できたり、センターポールの向きも変えられるのでさまざまなシーンに対応することが出来ます。
SIRUI Traveler 7C カーボン
全高 | 166.5cm | 縮長 | 63.5cm |
本体重量 | 1.57kg | 素材 | カーボン |
段数 | 4段 | パイプ径 | 25.8mm |
耐荷重 | 8kg | 雲台 | 自由 |
ローアングル | ○ | 値段(23/1/25) Amazon | 21,780円 |
カーボン製なのにこの価格!?満足なスペック+低価格!
全高166.5cm、縮長63.5cm、重さ1.57kg、コンパクトさを保ちつつも、耐荷重8kgかつ4段で収まる段数は安定性を高めます。
また、このスペックで2万円台の低価格さはまよわずに決断できるのではないでしょうか。
ストロングで屈強な三脚
- 伸縮(全高・縮長)時の高さのめやす
- (自分の身長)-(20cm)以上
- 重さ
- アルミ製また、カーボン製どちらでも◎
- 脚の太さ・段数
- パイプ径:28mm以上
- 4段以下
GITZO 脚のみ システマティック三脚 5型4段XL カーボン
全高 | 198cm | 縮長 | 72cm |
本体重量 | 3.12kg | 素材 | カーボン |
段数 | 4段 | パイプ径 | 41.3mm |
耐荷重 | 42kg | 雲台 | × |
ローアングル | ○ | 値段(23/1/25) Amazon | 155,360円 |
一生使えるGITZOの三脚。圧倒的スペック+洗礼された構造は細部まで分解メンテナンス可能
カメラマンが最終的にいきつくと言われるジッツオの三脚。
約41mmのパイプ径は、超大型レンズも安定して支えます。
また、不安定な足場でも、足先が360°可動するので地面をしっかりとつかんで逃しません。
GITZOの三脚は、かなり高額ですが部品の1つまで分解ができます。
三脚のメンテナンスや部品の交換が細部までできるので、一生使えると言われています。
誰もがあこがれるジッツオの三脚はあなたの満足を保証します。
3年前に購入しましたが…洗礼されたデザインは、今でもほれぼれです。
ビクともしないジッツオの三脚は、撮影の安心感へつながります。

Velbon Professional GeoN840 カーボン
全高 | 201cm | 縮長 | 65.3cm |
本体重量 | 2.98kg | 素材 | カーボン |
段数 | 4段 | パイプ径 | 36mm |
耐荷重 | 25kg | 雲台 | × |
ローアングル | ○ | 値段(23/1/25) Amazon | 97,812円 |
2m級かつカーボン製で10万円をきる高コスパ!
全高201cmかつカーボン製にもかかわらず10万以下で購入可能。
パイプ径36mmでささえる安定性と耐荷重25kgは、バランスのいいスペックと言えます。
カーボンで大型三脚を欲しい方は、コスパが最強です。
SLIK プロ700 DX-III N 脚のみ 3段 アルミニウム
全高 | 192.5cm | 縮長 | 81cm |
本体重量 | 3.7kg | 素材 | アルミ合金 |
段数 | 3段 | パイプ径 | 30.2mm |
耐荷重 | 7kg | 雲台 | × |
ローアングル | ○ | 値段(23/1/25) Amazon | 49,240円 |
大型三脚の入門にバッチシ!安さ重視?最後のチャンスです
大型三脚に必要なスペックをすべてそろえていますが、5万以下で購入できます。
素材は、アルミ+マグネシウム+チタンの合金をつかっていますので、軽量化と低価格を実現。
はじめての大型三脚としてこれほど安いのはないはずです。
[番外編]便利なスマホ向けのおすすめミニ三脚
Manfrotto ミニ三脚 PIXI Smart
一眼カメラ向け三脚の有名メーカーManfrottoから、スマホ向けミニ三脚がリリースされました。
全高21cm、耐荷重1kgで約200gのコンパクトさ。
かさばらない設計は邪魔にならず、旅行先やイベントで便利につかえることまちがいなし!
また、脚を折りたたむとグリップとして使うことが出来ます。
最近は、本格カメラだけでなく気軽にスマホで撮影するのが人気ですので、ぜひ検討してみてください。
motator スマホ対応 クネクネ三脚
おもしろいビジュアルの三脚ですが、最大の特徴は、三脚の脚を木の枝や自転車のポールなどに巻き付けられることです。
また、価格も1000円以下で購入できるも魅力です!
設置できる場所が広いのと低価格さが魅力の三脚です。
便利な三脚関連グッツ

三脚関連グッツでは、撮影をより便利にグッツのほか、三脚の弱点を補うモノがあります。
僕も実際に使用しているものを中心に紹介しますね。
クイックシュー:ワンタッチでカメラを取り付ける
NEEWER クイックシュー+クイックリリースプレート アルカスイス互換
プレートのレバーで、すばやく取り付けと取り外しができるのが特徴です。
上のクイックシューをカメラに、下のプレートは三脚に取り付けて使用します。
「アルカスイス互換」は、アルカスイス規格のプレートであればメーカー問わずに取り付けが可能です。
雲台の仕様では、取り付けができない場合があるので確認してから購入をしてください。
この商品は、「取り付けネジ:1/4”」です。
ミスって雲台に取り付けできないのに購入したことあります…。
みなさんはお間違いなく…。。

L型ブラケット:カメラの縦・横をかんたんに切り替える
INPON 汎用 L型ブラケット アルカスイス互換
カメラの装着で縦と横のアングルを、かんたんに切り替えます。
特に、縦アングルでは雲台を無理に縦にするため、構図が限られます。
その点、Lブラケットは、縦アングルで自由に構図を決めることができます。
Lブラケットを選ぶ際は、カメラに合うプレートを選びましょう。
プレートに空いている穴の位置によっては、バッテリーの交換やレリーズ(リモートスイッチ)の取り付けができない場合があります。
一瞬で構図を変更できるので、その瞬間を逃しません!
僕の撮影には必須アイテムになっています♪

ストーンバック:三脚におもしをおいて安定+撮影器具もおける
LEOFOTO ストーンバック
三脚にとりつけ、三脚の安定や周辺器具の収納にぴったりです。
こんな感じでとりつけます。
風が強いでも、軽い三脚をその場でおもくして安定させることができます。
僕はほとんど、荷物入れになっています!笑

本格的な三脚を格安でレンタルするのもおすすめ


ジッツオの三脚が欲しいけど高いな…
特に高額な三脚は、本当に必要か迷うかもしれません。
そのときは、レンタルでためしてみると失敗せずに決断ができますよ。
10万以上する三脚を6,000円~格安でおためしできます。
さまざまなレンタルサービスがありますが、GOOPASSが、幅広く三脚をそろえていました。
ニッチという事もあり、高級三脚を取り扱うサービスは貴重かも…。

その他レンタルサービスは、下記記事で紹介しています。
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-
【2023年】カメラレンタルおすすめ24選!最強コスパは?【比較】
三脚の使い方

意外と知らない三脚の使い方をかんたんに紹介します!
しっかりとした地面に脚を開いて立てる
地面がしっかりとした場所に脚を最大に開いて三脚を立てます。
柔らかい地面は、カメラのブレにつながります。
また、最大に脚を開かないと三脚の転倒の原因になります。

また、地面がしっかりしているが、デコボコしている場合は各脚の長さで調節します。
脚は太い順に伸ばして高さを決める

三脚は、太い脚から順に伸ばして高さを決めます。
伸ばす際は、太い脚から細い脚へ順に伸ばしていきましょう。
細い脚から伸ばしていくと、安定性が下がり、カメラのブレの原因になるからですね。
一番下に細い脚が付いているので、下から伸ばしがちだと思いますが、太い脚から延ばすようにクセをつけましょう!
また、高さを決めると同時に感覚でOKですのでなるべく、水平になるようにするのがポイントです。
水平になっているか確認する
最後に、水平かどうか確認と微調節をしていきます。
しっかり水平になっていないと、転倒の原因になります。
水平かどうかは、三脚に搭載されている水準器を見ながら微調節をしましょう。
脚を使う際の注意点

ここからは…啓蒙ということで。。
一部のカメラマンの撮影がニュースになり、とてもかなしくなります。
読者のみなさまはそんなことはないと信じていますが、マナーを守ってたのしく撮影をしましょう!
三脚使用OKか確認する
場所によっては、三脚の使用がダメな場所があります。
事前にホームページで確認をするか電話で確認しましょう。
また、私有地や立ち入り禁止の場所での撮影は、絶対にNGです。
「あそこだともっと構図がよくなる…」という自分の気持ちだけで立ち入るのはやめましょう。
もし、撮影をしたい場合は、事前に許可をとってから撮影をしましょう!
通行人の邪魔にならない場所に立てる
撮影の場所によっては、カメラマン以外に観光・観賞の人がいることがあります。
まわりの人に邪魔にならないよう気を遣って撮影しましょう。
移動するときは脚を閉じる
三脚は、見方によっては長い棒です。
人やモノを傷つけてしまわないよう、移動の際は三脚を閉じて垂直に持って移動しましょう。
三脚のメンテナンス方法

三脚のメンテナンス方法を知って、三脚をながく使いましょう!
かんたんに、メンテナンス方法の1つをご紹介します。
※基本的には、各メーカーの取り扱い方法を確認して適切にメンテナンスをしてください。
雨に濡れた際や、海・川での撮影は三脚のサビの原因になります。
水にぬらした布で丁寧に拭き脚を伸ばしたままで完全に乾かします。
特に、三脚の関節部分やロックナットの部分は、サビや汚れがたまりやすいので丁寧にメンテナンスをしましょう。
場合によっては、分解をして掃除をしますが、分解・清掃はメーカーの保証外にかもしれないので自己責任でお願いします。
まとめ
ここが重要!
- 三脚は、強さと重さをバランスよく選ぶ
- あなたの撮影スタイルをがっちりイメージする
「三脚たかいな…」と思いますが、あなたのかわりにカメラをもつのが三脚です。
カメラをもつ人がよければ写真もよく撮れるはず。
迷ったら、バランスがいいマンフロットがおすすめです。
勇気を出して決断をしましょう!
それでは、よい写真LIFEを!