ぎゅっ！とこんな内容
誰もが目を惹く”星渦巻”。１枚の写真をPhotoshopの”アクション”を作成して編集をしていきます。その他、気を付けるポイントを紹介！
こんにちは、トモキです。
最近、船釣りに熱中！タイにヒラメにと、高級魚が釣れるの楽しいですね！
さてさて、今回は、星の軌跡を渦巻き状に表現します。画像は１枚で、Photoshopで編集していきます！
それでは、やっていきましょう！
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目次
【編集】星渦巻の撮り方。星グルの一歩先へ【photoshop】
このような作品に編集していきます！
星グルと違って、軌跡が収束してくような感じ。実際の星の動きとは違いますね。
実際はこんな感じで動きます。
星渦巻は想像上で、芸術みたいな作品！とっても目を惹く作品です。今日はこんな作品に仕上げます！
撮り方は２通りあります。
星渦巻きの撮り方
- ”露光間ズーム”で撮影
- ”編集”で作成
”露光間ズーム”でなく、”編集”で表現
前者の”露光間ズーム”は、露光（シャッターを開いている間）中にズームしていく撮影方法です。星に限らず、さまざまな被写体でおもしろい写真が撮れます。
しかし、星の動きは遅いため、ズームするスピードは”遅く”かつ、”一定”でなければなりません。手でズームするのは難しいですよね。なので、専用のモーターを使用します。
モーターはレンズ用のものもありますが、ごく限られたレンズ専用のものしかなく、それ以外のものは”自作する”必要があります。ちょっとめんどくさいですよね。笑
なので、今回は後者の”編集”で渦巻きを表現します！星の写真は１枚ででき、そんなに難しくはありません。
それでは、具体的に編集をしていきます！
- 星渦巻きを”編集”で表現
Photoshopで星渦巻を編集
天の川の編集と同じように、空とそれ以外で分けて編集をしていきます。
星空は、１枚だけで編集。星以外が映っていないものが理想です。ない場合は、トリミングをして編集をしていきましょう。
下記の順序で編集をしていきます。
星渦巻きの編集
もちろん、Photoshopで編集をしていきます。まだの方は下からどうぞ。
→”Adobe Photoshop”をインストール（「フォトプラン」が有用です）
【下準備】星の量を調整する
この写真を、編集していきます。
撮影場所が、かなり光害が少ない場所だったため、きれいにたくさんの星が映っています。ただ、今回の場合、たくさんの星はかえって邪魔になります。
星が多い方が、ごちゃごちゃしますね。
なので、いつもとは逆に都市に近いような、光害が多い（明るい）場所で、星をあえて”少なく”して撮影するのが適しています。
また、編集でも星を減らせます。
こんな感じ星を減らします。編集をしなくても大丈夫な方は、とばしちゃってください！
画像を読み込めました！まずは、星を減らします。
【レベル補正】を選択。画像②のバーを左へ動かして星を減らします。
星が少なくなりました。
レベル補正が決まったら、この２つのレイヤーを選択して、右クリックから【レイヤーを結合】します。
レイヤーの名前が「レベル補正１」となっていたので、「星」へ変更しました。
ここまでが下準備です。次から渦にしていきますよー！
- 星を減らす
- 画像を結合
【レベル補正】→バーを左へ
”アクション”で星渦を作成
レイヤーを選択→【レイヤーの描写モードを選択】を選択します。※上の画像では選択できてませんねすみません。。
【比較(明)】を選択します。このレイヤーを複製しながら星渦にしていきます。
【アクション】を選択します。画面に出ていない場合は…
【ウィンドウ】→【アクション】で出ます。
【アクション】を選択出来たら、【新規アクションの作成】→【アクション名】をつけてください。今回は「星渦巻」にしています。そして、【記録】を選択。※この時、レイヤーの選択を忘れないでください！
アクションのタブに「星渦巻」が表示されました。ここから具体的なアクションを指定していきます。
まずは、このレイヤーを複製します。（レイヤーの上で、右クリック→【レイヤーを複製】を選択）
続いて、【ツールバー】の【移動ツール】を選択。自分が思う渦の中心に、②の四角で囲った記号（基準点）を移動させます。
完成イメージはこんな感じになります。基準点へ星が収束していきます。
移動完了！
続いて、①の「Ｗ：」「H：」（拡大・拡小）共に「99.8%」に変更。「傾き」は「0.15」に変更して、【○】を選択します。
まずは、この設定で編集してみましょう！アレンジのコツは下をどうぞ。
- 「Ｗ：」「H：」（拡大・拡小）：焦点距離によって変わる
- 「傾き」：渦の巻きの緩急が変わる
→望遠側の場合数字”大きく”・広角側では”小さく”
→値高いと”強い”巻き
→値低いと”弱い”巻き
アクションタブの下【再生／記録を停止】を選択。すると、再生（▷）の色が赤→白へ変わります。
先程作ったアクション（「星渦巻」）を選択。【選択項目を再生】（▷）を選択します。
するとレイヤーが増えます！
先程の工程を自動でやってくれます。あとは、好きなだけ連打すると、自然と星渦巻きが出来てきます。
こんな感じ。だんだん伸びていくのおもしろいですね。笑
- レイヤーを【比較(明)】
- 新規アクションを作成
①【レイヤーを複製】②【移動ツール】：基準点の移動・拡大小/傾きの設定
【ONE POINT!!】PCが重い場合
レイヤーが増えるにつれ、重くなったり落ちたりします。僕もこの作品の編集で２回落ちています。笑
その場合以下２つで対策しましょう！
レイヤーを”結合”する
たくさんのレイヤーを結合して１つにします。すると、レイヤーが減るので動きが軽くなります。ただし注意点で、一番上のレイヤーは結合してはいけません。結合が終了したら、一番上のレイヤーを選択して編集を再開してください！
次に、ヒストリーを消しましょう！
”ヒストリー”を消す
ヒストリータブ上で右クリック。【ヒストリーを消去】で消せます。メモリが回復します。
合成・仕上げ
レイヤー２００枚程使用して、完成しました！あとは、合成をしていきます。基本的な合成方法は下からご覧ください！
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【簡単】”１秒”自動切り抜き。星空へ合成【Photoshop】
今回の場合、星をレベル補正で少なくしているので、コントラストがとても強くなっています。なので、いつも通りに合成するとこうなりました。
不自然極まりないですね笑 そのままの合成で違和感がない場合はレタッチして終了です！お疲れさまでした。
同じようにコントラスト高すぎで馴染まない方は下記参考にしてください。
星渦側を【比較(明)】にします。後ろの星が邪魔なので…
青の背景にグラデーションをかけて、その上に合成します。
このレイヤーを先ほどの富士山に合成して完成です。
いかがでしたでしょうか。最後の流れはざっくりとこんな感じです。（※いずれ詳しく解説します。）
- 空とその他を合成
- 不自然の場合はならす
完成
完成できたでしょうか。意外と簡単ですよね。それより、PCのスペックが気になるのではないでしょうか笑
最後の星と合成するのは、最初はなかなか違和感が取れなかったりします。その際は、合成前の画像を見てみたり、他人の合成などを参考にしてみてください！あとは、手を動かしてなれるのが成長の近道です。僕も最初は12時間ぶっ続けでやりました。うまくいかずにムカムカするときもありました。笑 しかし、だんだん慣れていきます！
- 星を減らす（レベル補正）
- レイヤーを【比較(明)】
- 新規アクションを作成
- 空とその他を合成
①【レイヤーを複製】②【移動ツール】：基準点の移動・拡大小/傾きの設定
まとめ
ココが重要！
- 流れを”マネ”する
- 試しにやってみる！
実際の星の動きではないですが、とても綺麗で魅力的です。どこまで、編集・合成をするのか。どこまで写実的にするのか。悩んで考え始めたきっかけでした。あなたの撮りたい写真ってなんですか？兎にも角にも共通して、目を惹く作品を目指したいですよね！！
それでは、いい写真ＬＩＦＥを！