ぎゅっ!とこんな内容
写真は「センス」ではない!たくさんの人が目を惹く写真を撮るために技術面は「マネ」をし、感性面は身近な「美しさ」を知ろう!
こんにちは、トモキです。
断言します。写真は「センス」ではありません。
元々センスがない人でも評価を頂くことは十分に可能です。
この記事では「誰でもできるけど誰もやらないこと」をテーマとして「センスなし」でも目を引くような写真をどのように撮るのかをお話致します。
あくまで、個人的な意見なので苦手な方はお控えください、、
では、よろしくお願いします!!
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目次
写真のセンスを磨く。才能が無くてOK
写真は「センス」と思っていませんか??
「あの人は”元々”撮るのが上手」だとか「自分と”元々”のセンスが違う」など。自分がカメラを初めた時はめちゃくちゃ思っていました笑 なぜなら、学校のテストと違って答えが無いですし、数学や物理みたいに”公式”も無いんですもん。
ただ、3年が経った今ではそうは思っていません。写真は「センス」ではありません。
例えを2つ挙げます。
小学校の時に輝いていたあの人たち。スポーツでも、学びでも、容姿でも何でもいいです。
今でも輝き続けている人はどれだけいますか?
センスなんて”ちょっとの差”。本当に”センス”を持っている人に今までどれだけ会ってきたでしょうか。
写真に落とし込むと、”センスがある(=評価される)写真”とはどんな写真でしょう?
例えば、「珍しい場面を写真に撮ること」は十分にたくさんの人の目を奪う理由のひとつ・評価されるひとつになるでしょう。
「珍しい場面」を撮るチャンスは平等です。「センス」はまったく必要ありません。
皆さんはどう思いますか?
写真のセンスを磨くのには”コレ”をした!
僕は写真を上達するために以下のことをし続けています。
- 技術面:誰でもできるけど誰もやらないことをやる
- 感性面:人の目を引く作品とはなにかを考える
更に、以上のことを”具体的”にして、頭の中で「公式化」してすぐ使えるようにしていきました。
自分にはどうしても”感覚で撮る”という事ができなかったためです。
すべてを公式にして、撮影をしていますので、「なぜ、この設定で撮ったのか」「なぜ、この構図で撮ったのか」など、すべて答えられます。
なので、僕の写真はモノマネが可能です。
そして、それをし続けた結果、2年で作品が変わりました。
カメラを始めた当初は本当にひどいんです。見れたものではありません。
その僕が”初めて”シャッターを押した写真を僕の写真の遍歴と共に次章に書いてみました!
早く「具体的に何をすればいいの!」という人は、
→写真が上達するために具体的にしたこと
まで、スキップ!
- 技術面:誰でもできるけど誰もやらないことをやる
- 感性面:人の目を引く作品とはなにかを考える
- ”具体的”にし、頭の中で「公式化」する
僕の写真遍歴。めちゃくちゃ下手です
大学4年生の卒展をした時に展示した作品です。この時は「The 絶景」ではなく、「”美”とは何か」と考えながら撮影をしていました。
今はある程度は撮れるようになってきたと思っていますが、カメラを初めた当初はひどいです。
大学2年生の時、”初めて一眼レフでシャッターを押した写真”です、、。ちゃんと構えたんですよ??ピントも合っていないしぶれぶれです。
写真初めて、半年です。”彩度”あげあげです。不自然極まりない。。そして、何を撮りたかった写真なのか、
1年後こうなりました。色味も落ち着いて不自然感は無くなってきました。この時はPhotoshopを使って、合成をすることにはまっていました。
後々の星空写真に役立っていきます。
次に、2年後です。
この時、2人の有名な写真家さんにたまたまお会いして、いろいろ教えて頂きました。「ここまでするのか!」と驚いたのを覚えています。
この出来事で飛躍して成長をしました。
実はこの写真、初めて外部から評価を頂いた作品です。某保険会社のカレンダーに採用され、全国約30万部配布されています。
いかがでしょうか。どうみても、僕は「センスなし」です。
しかし、2年後の写真はいくらかは「きれい」と思っていただけたのではないでしょうか。※もちろん、まだまだですが…
写真のセンスを磨く為に具体的にしたこと
センスのない僕が、写真の上達に向けてやったことが以下のことであると紹介しました。
- 技術面:誰でもできるけど誰もやらないことをやる
- 感性面:人の目を引く作品とはなにかを考える
そして、以上のことを”具体的に”して、頭の中で"公式化"して使えるようにしました。
それぞれを詳しくお話ししたいと思います。
「誰でもできるけど誰もやらないこと」をやる
「自己流」はやめる、「マネ」を「公式化」する
僕は写真にセンスがないとそうそうに分かったのですぐに「自己流」はやめました。
そして、始めたことは「マネ」です。
インスタグラムで自分が好みの写真を、大学の行き返りで毎日200枚程は見ていました。
見る観点は、まずは”構図”でした。
なぜかというと、写真の上達の本ではどの本でも”必ず”、構図の説明が、前半部分で紹介されていたからです。
「なぜ、このような構図で撮られているのか」
を中心に考えると、ある”一定の法則”が見えてきました。その法則を、公式化しました。※後々紹介します。
「公式」を使う練習をする
次に、僕がしたことは、一般的な写真(言葉悪く言うと、そこまで上手ではない写真)をみて、
「〇〇(上手な人)さんであればどのように撮るのか」
という、視点である公式を使う練習をしました。
使われている公式が分かっても、実際にその法則を使うことが出来なかったためです。
さらに、公式を使うために、上手な人が撮影をした場所と”同じ撮影場所”へ行って、自分で撮影をしました。
勿論、まったく同じ様に撮ることが出来ません。
しかし、比べることが出来るのです。
そして、新たな問題を見つけることが出来ます。
例えば、「微細な構図の違い」・「構図の意図」・「色味」・「解像度」・「機材」・「撮影場所の時間による変化」…などなど。
そこから、さらに「これを調べよう」と気づきました。
なので、この頃には「上手くなるために何をすればいいか分からない」という事はなく「あれも、これもしなくてはいけない」という状況になっていました。
「写真を上手になる」という”抽象的な問題”を”具体的な問題提起”にすることが出来たのは大きかったと思います。
なので、僕はまずは構図を学び、そこから分かってきた問題点をさらに調べて上達していく流れでした。
- 上手な人の「マネ」をする
- マネは「構図」から始める
- 構図が使われている法則を見つけ、実際に使えるようになる
写真での”構図”は、めちゃくちゃ大事
実際に写真での構図は、めちゃくちゃ大事です。なぜかというと、
目に広がる広大な空間を、写真という「とても小さな空間」に収めなければいけないからです。
旅行雑誌なので、写真では「まあまあ」だなと、感じたところが実際に見ると「すごい!」と思ったことはありませんか?例えば、
逆に、写真では「すごい」けど実際に見ると「そうでもない」など。
”見せ方”で”魅せ方”が変わるのです。効果的に”魅せる”ために「構図」はとても大事なのです。
-
【初心者】たった”2構図”で魅力的!風景で奥行き【写真のコツ】
「人の目を引く作品とはなにか」を考える
- 美しいものを学ぶ・注意深くみつける
- その美しいものは、ほかにも当てはまらないかを考える
”美しいもの”とは抽象的なので、下記の観点からお話しさせて頂きます。
”美しいもの”という言葉をすこし噛み砕きました。
現状の僕は”後者”の美しさを大事にしています。
理由としては、無名の僕が、自己流の価値観を出してもそれを評価してくれる人はいないと思ったからです。
人の目を惹く作品とは?
それでは、「普遍的で皆に当てはまる美しさ」の分かりやすい例を2つお話しさせて頂きます。
”時間”は美しい
一つは、「時間は美しい」です。
もっと落とし込むと「若いものは美しい」・「時間の経ったものは美しい」です。
あなたは、赤ん坊は好きですか?小学生や中学生などの子供。会社の若い部下を可愛がりますか?なぜ、可愛いんでしょう。可愛がるのでしょう。
例えば、
20代の部下と50代の部下であればどちらにその気持ちが大きくなるでしょう。
2つの年代で決定的な違いは「可能性」だとは思わないでしょうか。
「可能性」を持っているものは美しいのです。
なので、若くて未熟であっても、今からであれば何にでもなれる赤ん坊であったり、若い者を教えてあげたくなったり、可愛がりたくなるのです。
逆に、歳を”重く”経過したものは美しいのです。
その人の「知識」や「経験」に「憧れ」を持つのです。
なので、”光に照らされ、黄緑色に輝く新緑”は美しいし、”何百年もどっしりと佇んでいる巨木”も美しいのです。
そういった「時間を感じるもの」を美しいと思いませんか?そして、それは”普遍”だと思わないでしょうか。
だから、何十年も前に撮影された写真(アンセル・アダムスやエドワード・ウェストンの様な)は今でもみられているのです。
- ”時間”は美しい
→若いものは美しい
→時間の経ったものは美しい
”大きい”は美しい
前述、構図の大切さの理由の1つでもあります。
森林や渓谷での撮影で、「目で見た感じだといいのに写真で撮るとしょぼくなる」ことは無いでしょうか。
その原因が「”大きい”は美しい」です。
実際に行ったことがある人は東京タワーの真下へ行って見上げたとき「おっきい-!!!」とテンション上がりますよね!
森林や渓谷も魅力の1つに「大きさ」があります。
滝でも、真近くでみて大きさ・音・水しぶきに「圧巻」されたことは無いでしょうか。
その大きさを写真という小さい空間に「収める」には技術が必要なのです。
- ”大きい”は美しい
2つの例を挙げさせて頂きましたが、この2つは誰にでも当てはまると思いませんか?しかも、言われてみれば、とても当たり前。
なので、僕も含めてあなたも、もう美しさを知っているのかもしれません。
しかし、無意識なだけなのです。
まとめ
ココが重要!
- 技術面→「誰でもできるけど誰もやらないこと」をする
例:マネ・構図 - 感性面→「人の目を引く作品とはなにか」を考える
例:時間・大きいは美しい
いかがでしたでしょうか。どれも「言われてみれば…」と思いませんか?
一般に”センスがある”と言われる人は無意識に美しいところを効果的な撮影方法で切り取れるのでしょう。
しかし、元の技量がない人でも”意識的”に考え続ければ人を魅了する写真が撮れます。
案外、近いところに美しさはあるのかもしれません。
それに気づくか気づかないかの違いだけなのかもしれませんね。