ぎゅっ!とこんな内容
川や滝の撮影では、構図・被写体の配置・被写体の切り撮る部分を意識して撮影しましょう。より、魅力的に撮影が出来たり、ストーリー性が出来て奥が深い作品に仕上がります!

こんにちは、トモキです。
ボーナスで釣り竿買った!なんでも新しいモノってワクワクしますね!
さて、今回は誰でもマネできる撮影テクニック。川や滝で目を惹く撮り方を解説します!周りと差をつけますよ~!
それでは、やっていきましょう!
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目次
川・滝を魅力的に撮影するコツ

スローシャッターでの撮影方法は大丈夫でしょうか?シャッタースピード(SS)の長さでも写真の印象は大きく変わりましたね。
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【幻想的】川や滝の撮り方!流れをシャッタースピードで表現【カメラ】
さらに魅力的に撮影する方法がたくさんあります。
例えば、さまざまな構図を使用して被写体を強調したり、川・滝以外のサブの被写体を配置、写真を見る人の目線を意識した撮影などなど…。
どれも知らないだけで、誰でもマネするのは簡単です!
下記の流れでご紹介します。
川・滝を魅力的に撮影するコツ
すぐに取り入れることが可能なのでぜひ参考にしてみて下さい!
さまざま”構図”で被写体をさらに強調する

川・滝に限らず、風景の撮影において「構図」はとても大切です。
なぜならば、風景の魅力の一つに「壮大さ(大きい)」があるからです。
その”大きな”「壮大さ」を”小さな”写真に収めないといけないのです。
普通は風景が持つ壮大さを”剝ぎ取って”写真に収めることになります。
写真を見返して「実際に見たときはもっときれいだった(迫力があった)のに写真だとイマイチだな…」という経験はありませんでしょうか?
そのようなときに活躍するのが「構図」です。
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【風景】”プロ”の構図。センス無くともマネできる!【考え方】
- 「構図」は”大きな”風景を”小さな”写真に収める
手前に被写体を配置
最初の写真は、きれいに撮れていますが、少しのっぺりとしたイメージ。
一方、2番目の写真は奥行きが出て、風景の大きさや壮大さを表現しました。
メインの被写体(滝)と比較して、手前にコケに覆われた石を配置することで奥行きを出しました。
被写体を”囲って”強調する
滝や川を何かで囲うようにするとさらに強調されます。

すべて囲わなくても一部を囲うだけで強調度はアップします!
普段見ない目線からの撮影
見たことがないモノを見るのは興味を惹くポイントです!
簡単なのがアンダーな位置からの撮影です。

普段は、身長の高さからモノを見ているので地面ぎりぎりの低いところから撮影します。
見慣れないレアな目線なのに加えて、大きいモノをさらに大きく見せることができるのでおすすめの撮影テクです!
また、望遠側よりも広角側のレンズを使うとさらに迫力アップ!実際、この写真は焦点距離が15mmのレンズを使っています。
もちろん、逆に高いところからの撮影や川・滝に限らず使えるテクなので活用してみてください。
光(明るい)を配置
人の目は明るいところ(ハイライト部分)に目線がいく特性があります。
なので、光の配置をうまく使うと、写真全体に目線が行くので、狭い写真のキャンパスを最大限に使うことが出来ます。

この写真は、左のハイライト部分からメインの被写体の川へ視線が行くので、左から右へ目線が行きますね。

メインの川と紅葉へ光が当たるので被写体がもともと持つ魅力がより強調された写真に仕上がります。
光は、自然にできた光の他に、自分で作ることも出来ます。例えばストロボを使った撮影であったり編集で作る光です。
下記では、編集で簡単に光を作る方法を紹介しています。良かったらご覧ください。
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【風景】Lightroomで川の写真をレタッチ。光を幻想的に【編集】
横・縦構図を使い分けて撮影する
例で紹介した写真にはいくつか縦構図で撮影をしました。
こんなのであったり、
こんなのであったり。
一般に縦の構図では奥行きが出やすいです。一方、横の構図ではワイドな広さを表現しやすいです。
場面に合った構図を使い分けましょう!
ちょこっとまとめ(スクショタイム)
いったん、構図系をまとめますね。
”構図”で被写体を強調する
どれが合うのかは被写体やその時のあなたの心情次第です!その時のベストを探しましょう。
より自分の写真を魅力的に撮影したい方は下記おすすめです。心理的にあなたの写真を”見てしまう”構図なんかも解説しています。
サブの被写体の配置でストーリー性を作る

メインの被写体の撮影に力を入れがちですが、サブの被写体を配置することでストーリー性が出て写真の奥ゆかしさが表現されます。

被写体を滝に加えて、花を配置しました。
荒々しい滝のそばでその水しぶきに耐えながらも力強く成長している花の強さが際立ちますね。
また、コケのはいていない灰色の石と白い滝がより、鮮やかな花の色を際立たせました。

小さいと鳥と大きな鳥。どんなお話しをしているのでしょうか?
- サブの被写体の配置でストーリー性を作る
被写体の切り撮る部分で印象的に

「滝の撮影!」と言ったら滝全体を撮影することが多いですが、一部を切り撮るのもテクニックとしてありです。
次では、「被写体」の一部と「時間」の一部を切り出した例を出します。
被写体の「一部」を切り撮る

滝の水しぶきの一部を切り撮ることで、荒々しい水しぶきの迫力を表現できます。

また、こんな感じであえて花へピントを合わせるとまた印象が変わりますね。
被写体の「時間」を切り撮る

同じ被写体、同じ構図でも撮るタイミングによって微妙に映りが変わります。
この撮影では、しぶきのバランスがいい写真を選びました。

微妙な違いですが…見る人にはめちゃくちゃ見えるポイントです!
[番外編]撮影スポットの端にも注目してみる

撮影スポットを探して訪れると、メインの被写体に目を奪われがちですがメイン以外にも美しいモノをあるんです!
川・滝では必ずある水たまりもスローシャッターで表現するとこんな感じに!

水たまりの落ち葉をスローシャッターで撮影すると渦巻が撮れたりします!きれいですね~。
「この渦巻と滝を一緒に…」なんて発想が膨らみますね!
誰もがメインの被写体に目が行きがちですが、撮影の際は少しだけメイン以外を探す時間を作ってみてください。
あたりを見渡すと意外と目を惹く被写体がたっくさんあるんです。是非見逃さずに写真に収めましょう!
- メインの被写体に目が行きがちだが、少しだけメイン以外の被写体を探す時間を作る
まとめ
ココが重要!
- さまざま”構図”で被写体をさらに強調する
- サブの被写体の配置でストーリー性を作る
- 被写体の切り撮る部分で印象的にする
その他、構図に関してはいくつか紹介しているので参考にしてみてください!
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【初心者】たった”2構図”で魅力的!風景で奥行き【写真のコツ】
また、川・滝のレタッチ方法は下記から!
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【風景】Lightroomで川の写真をレタッチ。光を幻想的に【編集】
自分の上達で写真がうまくなるのが嬉しい一方、美しいモノをより美しく撮れるようになるのは嬉しですよね!
僕に子供ができたら絶対この技術を生かしまくろうかと密に考えています。笑
それでは、いい写真LIFEを!