写真のコツ 考え方

【コツ】風景写真のレタッチ。賛否を気にしない【考え方】

ぎゅっ!とこんな内容

「これ、本物と色全然違うじゃん」と言われたとき、あなたは”ブレ”ますか?写真のジャンルに優劣はありません。大切なことは、自分が表現したい美しさを明確にして、表現することです。一番よくないことは”考えない事”。

こんにちは、トモキです。

GW終わったー。次の祝日は7月で絶望です…。笑

さて、だれもが経験があろう”レタッチ迷子”。風景写真にて、”本来の色”に近づける仕上げにするのか、”アーティスティックな色”に仕上げるのか迷ったことはないでしょうか。「これ、本物と色全然違うじゃん」と言われたとき、あなたは”ブレ”ますか?

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【コツ】風景写真のレタッチ。賛否を気にしない【考え方】

あなたは、どんな写真が好きですか?

写実的でありのままの風景の撮影。
または、現実にはあり得ないが、理想の風景、トリックアート的な芸術写真。

一概に”風景写真”と言いてもさまざまな写真があると思います。

はじめに、あなたはイマどのような写真が好きなのでしょうか。

例えば、インスタグラムであったら「検索」画面に出るおすすめの写真は、あなたが興味を示す傾向に合わせて提供をしてくれますね。
ふと考えると「確かにこんな写真ばかり目に留まるなあ」なんて思ったりします。

では、なぜ、イマこの写真が好きなのでしょうか。
目に留まる写真とはどのような写真でしょうか。

目に留まる写真とは?

日常で目が留まる場面は、どのような時ですか?

例えば、久しぶりの友達にが目の前にいるとき。
今までなかった、建物が新しくできたとき。
逆に、今まであって当然だった、道脇の木が切り倒された時。

つまり、いつもと違うもの。
または、普段見慣れていない、”珍しい光景”です。

他はいかかでしょう。

帰り道の夕焼け、ふと街中ですれ違った美男・美女。
電車の対面の席で座っている人が履いている美しい靴。

共通して、”美しい光景”は目に留まりますよね。

人は、普遍的に”珍しい光景”にも”美しい光景”にも惹かれるのです。

なので、写真も”珍しい光景”にも”美しい光景”にも惹かれます。

だから、アーティスティックな表現の写真では、その造形だけでなく”色で魅せる”ことをしたりしています。
また、写実的な写真ではそのありふれた光景の中で美しさを上手に表現をしているでしょう。

どちらも、”珍しい光景”であったり”美しい光景”には変わらないのです。
なので、その2つに優劣はありません。

これは、人それぞれの”好み”が関係するでしょう。
間違えましたね、”人それぞれ”の好みが関係するでしょう。これが大切な表現かもです。

  • 人は皆、普遍的に”珍しい光景”にも”美しい光景”にも惹かれる
  • 写真のジャンルに優劣はない

人それぞれの”好み”。ではなく、”人それぞれ”の好み。

”好み”とは何でしょう。

インスタグラムなどでのいいねやフォロワーが多い人が撮っている写真と、例えば、雑誌「風景写真」で評価をしている写真。
後者は何がいいのか全く分かりませんでした。

ただ、その辺を撮った写真。
だけれども、”優秀賞”。僕の頭の中は”?”でいっぱいでした。

美しい夜空を見て、見惚れている動物を見たことありますか?
また、それをなにかで表現するのは”人”だけですよね。

自分が中学生時代、コンビニでお茶を買うのはバカだと思っていました。
お茶よりジュースの方がおいしいし、お茶なら家でいくらでも飲めるからです。
また、食べ物はステーキや、コロッケ、パスタなどの”味の濃いもの”が大好きでした。

今、25歳になると味覚は変わりました。
もちろん味の濃いものも好きですが、煮物や、何も調理をしていない野菜みたいな自然本来のおいしさ、出汁や小さな甘み(砂糖の様な直接的なものでなく、野菜などの甘み)も好きになりました。

変わるきっかけは育つ”環境”であったり、”経験”。”年齢”であったり…。

”美しい”とは「人」が感じるもので、”好み”とはその人の”環境”や”経験”・”年齢”で感じ方が変わるんですよね。

一般に環境や経験は”年齢”が増すほど分厚くなっていくでしょう。
なので、年齢によって好みが変わるのです。

ただ、不思議とその好みは同じ方向(あくまでも、同じ”方向”)へ向くと思いませんか?

なぜでしょう。

その中に、「普遍的な美しさ」を見つけることが出来る「審美眼」を持つ人が撮影した写真は後世まで残り、評価され続けるのです。
アンセル・アダムスやエドワード・ウェストンのように。

  • ”美しい”とは「人」が感じるもの
  • ”好み”とはその人の”環境”や”経験”・”年齢”で感じ方が変わる

知りたいとの欲求で自分が成長した

「”美しい”とは「人」が感じるもので、”好み”とはその人の”環境”や”経験”・”年齢”で感じ方が変わる」と話しました。

平たく言うと、結局は人それぞれで好きなものは違い、その違いに優劣は無いんですよね。
よく写実的な写真を撮る人は合成写真を嫌うし、合成写真が好きな人は写実的な写真を「面白みがない」と主張しているのを見かけます。

では、写実的な写真の何に惹かれるのでしょう。合成写真の何に魅了されるのでしょう。知りたいと思わないでしょうか。

僕は、著名な人の写真展へ行くと、SNSとは出会わない、全く異なったジャンルの写真に疑問を持ちました。

なぜなら、まったく惹かれなかったからです。

例えば、美術館へ行って、その作品の何がいいのかまったく分からない感覚。
なぜ、この人の写真は評価をされているのか。

そこで出会った言葉が、「審美眼」でした。

「”美”しさを”審”査できる”眼”」。
コナレタ言い方をすると、「美しさを見つけられる眼」です。

そう、僕は目の前の美しさを見つけられなかったのです。
だから、見つけたい、知りたいと思いました。そして、美しさとは何かを考えるきっかけになったのです。

実は、抽象的な”美しさ”は”論理的”に説明できるのです。

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レタッチは”2通りの考え”を持ち”明確”にした

結局は人それぞれで好きなものは違い、その違いに優劣はありません。
だってどれも、人を惹きつけるのだから。

あなたは、どんな写真が好きですか?

僕は、インスタグラムの様な華やかな写真が好きな一方、審美眼を持っていないと分からないような写真の良さを知りたいと思いました。

なので、レタッチは”2通りの考え”を持ち”明確”にしました。

星空を撮影をするときは全力でファンタジーにして、時には合成もします。
一方で森林の中で、とてつもなく太くて大きい、大木が空に向かって多い茂っている中、健気に大木からのこぼれ日を一生懸命拾い集め成長する若葉の撮影は実物の色に近づけてレタッチをします。

なぜなら、色で魅せるとその若葉の良さに覆いかぶさってしまいそうだからです。

このように状況に応じて、レタッチの方法を変えるのです。
すると、不思議なことに、今まで分からなかった良さに気づけるようになったり、そのジャンルの良さを他のジャンルへ応用をできるようになるのです。

そして、個性が出てきます。
おそらく、一番よくないことは”考えない事”かもしれません

。自分が表現したい美しさを明確にして、表現するのが大事なのです。

  • 状況に応じて、レタッチの方法を変える
  • 自分が表現したい美しさを明確にして、表現する。一番よくないことは”考えない事”

まとめ

ココが重要!

  • 人は皆、普遍的に”珍しい光景”にも”美しい光景”にも惹かれるから、写真のジャンルに優劣はない
  • ”好み”とはその人の”環境”や”経験”・”年齢”で感じ方が変わる
  • 自分が表現したい美しさを明確にして、表現する。一番よくないことは”考えない事”

結局はさまざまな、ジャンルの写真を撮ること、レタッチをすることが大切です。

ただ何にしても考え続けないと迷い続けます。

たまにはめちゃくちゃ考えて撮影をしたり、逆に何も考えないで撮影をしたりして、”自分”を見つけるといいのかもしれませんね。

写真の具体的な上達法を下記記事で紹介しています。

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それでは、良い写真LIFEを!

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