ぎゅっ!とこんな内容
Photoshopでのレタッチは、Lightroomのように使える【Camera Raw フィルター】と細かくレタッチができる【色調補正】を”使い分け”ましょう!

こんにちは、トモキです。
最近また、釣りにはまってて!船のヒラメは楽しいし、おいしいし最高~
さて、今回は、基本的なPhotoshopでのレタッチ方法です!
それでは、やっていきましょう!
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目次
【簡単】レタッチ”2つ”のやり方。Photoshopで編集【風景】

写真のレタッチでいうと、簡単に初心者でも直感的にできるのは、Lightroomですね!Lightroomから、レタッチを始める人が多いのではないでしょうか。
一方、Photoshopでもレタッチはできます。Photoshopのレタッチの利点は、レイヤーごとにレタッチを反映させられる点。
たくさんのレイヤーを使って、編集をしているときに有用です。
例えば、天の川の編集をしているときや、画像を合成しているとき。一般にLightroomよりもPhotoshopの方がより細かい調整や、大胆な編集(加工)をすることが出来ます。
機能が多い分、操作が分かりずらいって感じですね。笑
なので、基本的なレタッチは、Lightroomで十分。レイヤーをいくつか扱い始めたら、Photoshopでの方法を知りましょう!
操作が分かりずらいと言っても、PhotoshopでもLightroomのような、バーで直感的に操作する方法もありますので、そんなに構えなくてOKです!
ではでは、より詳しく見ていきましょう!
- Photoshopは、レイヤーごとにレタッチを反映させられる
”2つ”の方法でレタッチ

レタッチは2つの方法があります。どちらも”長所”と”短所”があるので、場合によって使い分けましょう。
レタッチ方法!
- 【Camera RAW フィルター】
- 【色調補正】
[長所]:Lightroomと似た画面でレタッチが”できる”
[短所]:他のレイヤーとのレタッチのバランスを見ることが”できない”
[長所]:他のレイヤーとのレタッチのバランスを見ることが”できる”
[短所]:Lightroomと似た画面でレタッチが”できない”
【Camera RAW フィルター】

【Camera RAW フィルター】は、Lightroomと似た画面でレタッチが出来ます。Lightroomに馴染み深いと、とてもメリットですね!

Lightroomと同じように、バーを調節することでレタッチをします。
では、具体的なやり方を紹介します!
操作方法
今回は、Lightroomとの違いが分かりやすいように2つのレイヤーを開いてレタッチをしていきます。
レタッチの目的は、2つのレイヤー(空+地面)の内、地面のレイヤーを明るくすることです。
地面のレイヤーは一部マスクが掛かっているのを注目してみてください!

レタッチをする「レイヤー(地面)を選択」します。

【フィルター】→【Camera Raw フィルター】を選択。

すると、Lightroomと似たレタッチ画面が出てきます。先程のポイント、マスクが掛かっていた部分が表れてレタッチ画面が出てきます。
つまり、この画面では、レイヤーにかかってる効果は一切なくなってプレビューに現れます。
ここが【Camera Raw フィルター】のデメリットです。この場合、マスクの効果が見えなくなったので、空のレイヤーとの馴染む具合が見えません。
要するに、他レイヤーとのレタッチのバランスが見えずらいのです。

地面を明るくしたかったので、シャドウを分かりやすく+100まで上げました。レタッチが終了したら【OK】を選択します。

画面が戻るとマスクは、適用されて完成の写真が見えます。
- レイヤーを選択→【フィルター】→【Camera Raw フィルター】→【OK】
- [長所]:Lightroomと似た画面でレタッチが”できる”
- [短所]:他のレイヤーとのレタッチのバランスを見ることが”できない”
before

After

【ONE POINT!!】調整するレイヤーは、”スマートオブジェクト”に!
【Camera Raw フィルター】で編集をして【OK】を押すと、その後に修正(元に戻すこと)はできないので、注意点です。(※ヒストリーからであれば可能)
それを解消するのが、「スマートオブジェクト」への変換です。やり方は、

「レイヤーを選択」して、「右クリック」。【スマートオブジェクトに変換】を選択します。

レタッチを戻したい場合は、【スマートフィルター】の”目”の部分をON・OFFすることで戻すことが出来ます。
【色調補正】

【Camera Raw フィルター】の弱点を解消したのが、【色調補正】です。
レタッチ方法!
- 【Camera RAW フィルター】
- 【色調補正】
[長所]:Lightroomと似た画面でレタッチが”できる”
[短所]:他のレイヤーとのレタッチのバランスを見ることが”できない”
[長所]:他のレイヤーとのレタッチのバランスを見ることが”できる”
[短所]:Lightroomと似た画面でレタッチが”できない”
一方で、Lightroomとは少し画面が違うので、徐々に慣れていきましょう!
操作方法

【色調補正】を選択。その中から適するものを選びます。すると、レイヤー(調整レイヤー)として、表示されます。
※【色調補正】が出てない場合は、【ウィンドウ】を開いてチェックを入れましょう!
選択した、調整レイヤーでレタッチをしていきます。すると、マスクが掛かっているところには反映されないので、全体のバランスを見ながら、細部までレタッチをすることが出来ます。
細かい設定ができる一方で、一部、Lightroomの様なバーでのレタッチが出来ない項目があります。実際に例で挙げた写真では【Camera Raw フィルター】では、シャドウを上げています。しかし【色調補正】には、シャドウの調整レイヤーはありませんので、トーンカーブで上げています。
トーンカーブの方が、さらに微細な調節ができますが、使い慣れていない人からするとちょっと、抵抗があるかもしれません…。
もちろん、分からないところは1つ1つ、一緒に分かるようにしていきましょう!
- 【色調補正】から調整レイヤーを表示
- [長所]:他のレイヤーとのレタッチのバランスを見ることが”できる”
- [短所]:Lightroomと似た画面でレタッチが”できない”
【ONE POINT!!】調整レイヤーは下の全てのレイヤーに適用される

この場合、地面のレイヤーだけに調整レイヤーを適用するように設定します。

調整するタブの一番左下の記号を選択しましょう。すると、調整レイヤーの1つ下のレイヤーのみへ反映がされます。
【Camera Raw フィルター】と【色調補正】の使い分け

結局、どちらを使えばいいのか…ですね。結論、下記を参考にしてください。
- 編集の初め(全体を大きく変える)→【Camera Raw フィルター】
- 編集の途中(微調整する)→【色調補正】
例えば、RAWデータをPhotoshopへ読み込んだ時の様な、編集の初めは、完成のイメージをつけるために、レタッチをする場合は【Camera Raw フィルター】を使います。全体を大きく変化することが出来るので編集の方向性を決めるのに有用です。
また、編集の途中での調整は、【色調補正】を使いましょう。写真の一部を細かく調整できるうえに、全体とのバランスを見ながら編集ができるので完成へ近づけます。
- 編集の初め→【Camera Raw フィルター】
- 編集の途中→【色調補正】
まとめ
ココが重要!
- Photoshopは、レイヤーごとにレタッチを反映させられる
- 編集の場面に合わせて【Camera RAW フィルター】・【色調補正】を使い分ける
Photoshopが分かってきても、使っていくと色々な発見があってビックリですよね!例えば、撮影で映ってしまった要らない被写体を綺麗に消す方法があったり…?これ、できたらすごくないですか!?また、紹介しますね!
それでは、いい写真LIFEを!