ぎゅっ!とこんな内容
川・滝の撮影は【基本の設定】をもとに、SSから決定します。白飛びをかなり注意しつつISO感度→F値の順で調整するのがポイント。SS別の表現の仕方も確認してイメージをつけましょう!

こんにちは、トモキです。
人生初で一番の買い物…車!3桁になると実感なくなりますね。笑 明日から気合入れて仕事するぞー!
さて、スローシャッターと言ったら川や滝。とっても目を惹く幻想的な写真を撮るコツを紹介!
それでは、やっていきましょう!
[PR] 当サイトは、tomoki独自に制作をしています。
一部、アフィリエイト広告による収益を得ていますが、コンテンツの内容やランキングの決定に一切関与していません。
目次
川や滝の撮り方!流れをシャッタースピードで表現

川や滝で長時間露光をする幻想的な撮れちゃいます!

こんな感じや

こんな感じ。
ポイントは、シャッタースピード(SS)を長くする長時間露光または、スローシャッターで撮影をすることです。
一方、昼間の撮影なので白飛びに注意です!下記の流れで解説します。
川や滝の撮り方!
必要なところから見てくださいね!
- 長時間露光または、スローシャッターで撮影する
- 昼間の撮影なので白飛びに注意
カメラの設定はコレ!

まずは、下の設定で撮ってみましょう!
カメラの"基本”設定
F値:8.0 SS:1.0秒 iso:100
お察しの通り、SSが「1.0秒」なので、三脚が必須になります。(コスパ最強の三脚も紹介しているので参考までに)
-
-
【初心者向け】おすすめ三脚9つ厳選。失敗しない三脚は?【2023年】
ここから、「基本の設定」をもとに設定を調節していきます。
まずは、自分のイメージに合うシャッタースピードを決めます。
その後に、全体の明るさを調節してシャッターを押します。
イメージこんな感じ。

こんな感じに設定を調節したら、シャッターを半押しにしてみてください。
この赤枠の矢印が、「0」に揃うと適正露出になります。
もちろんカメラ内と、自分のイメージでは違うと思うので参考までに!
それでは、詳しくかんたんに解説します!
- 【基本の設定】F値:8.0 SS:1.0秒 iso:100
- 基本の設定からSSと明るさを調節する
シャッタースピードの設定
SSによって川や滝の表現が変わっていきます。

試し撮りをして自分のイメージにあうSSを決めましょう。
SSが決まったら明るさの調節です。
明るさの設定

ISO感度から調節をします。
暗ければ、isoを上げて明るければiso100以下にします。
(iso100より下げるのは最終手段。著しく画質が劣化します。その前に、F値またはフィルターを使って暗くしましょう。)
ISO感度で調節しきれない場合は、F値で調節します。
isoと同じように、暗ければF値を下げて、明るければF値を上げます。
- ISO感度→F値の順で調整
※減光フィルターを使って暗く
日中にSSを30.0秒などにするとカメラ内の設定では暗くしきれないことがしばしば…。
その場合は、「減光フィルター」を使いましょう!NDフィルターとも言われますね。
画像のようにフィルターが黒いのでフィルター効果で減光してくれます。
ND"8"のように、ND”○”の○部分の数字が大きくなれば、なるほど減光効果が大きくなります。
理想はいくつか持つことですが、まずは、ND8がさまざまな場面で使えるのでオススメです。(僕も上のを買いました)
また、1つのフィルターでいくつもの減光をしてくれる、「可変NDフィルター」もあります。
ひと昔は、便利な一方画質の低下がすごかったですが、今は遜色がないくらい改善されています。
しかし、ちょっと高い…?フィルター径には注意してください!
川の流れの設定を検証!適切なシャッタースピードって?

試しに、いくつかのSSで撮影をしてきてみました!
好みはどれでしょう?

自分好みは見つかりましたか!?
もちろん被写体によって映り方は変わりますので、目安として参考にしてください!
後は、実際に自分で撮ってみるのが一番。じゃんじゃん撮りまくりましょう!
また、同じSSでも、撮るタイミングによってしぶきの具合は変わります。
自分のイメージのしぶきが撮れるまで何度も何度もシャッターを押すとより魅力的な作品に仕上がるでしょう。
ちなみに、ある一定のSSを超えるとほぼ映り方が同じになったりします。

この被写体では、SSを速くした場合、1/500より早くしても大きくは変わりませんでした。

逆に遅くしも同じです。
- 作品のイメージでSSを変える
- 撮るタイミングによってしぶきの具合は変わる
[疑問]どうしてシャッタースピードによって映りが変わるの?
ここからちょっと余談。どうして、SSによって表現が変わるのでしょう。
理由は、SSが長いほど1つの水滴がたくさんの時間写るので1つの線として撮影されるからです。

イメージ湧きましたかかね!?
まあここは、感覚でOKです。以上、余談でした…。笑
次は、写真の失敗を防ぎましょう!白飛びの見つけ方です。
【注意点】白飛びを見逃さない

長時間露光の強敵。「白飛び」です。

白飛びは編集でどうにもならないんですよね…。
家に帰って「あぁーーー」とならないように気をつけましょう。
下記、ポイントです!
ヒストグラムで確認する
「ヒストグラム…(閉じよ)」ってならないでください!笑
見るポイントはたった1つ。

この、右端の部分です。そこに山が固まっていなければOK。

このように、上はOK、下はNG(明るすぎ)です。
簡単でしょう?もし、もっと詳しく知りたい場合は下記を参考にしてください。
-
-
【簡単】”没”写真回避!ヒストグラムの見方・活用方法【カメラ】
めちゃ簡単に解説しているのでご安心を。勇気ある一歩が上達の一歩になるかもです!
カメラの設定を活用する
カメラによっては、白飛びや黒潰れを教えてくれる機能があります。
白飛びしたら警告してくれます。
代表的なメーカーの設定方法は下記(公式HP)から!
【コツ】幻想的な写真の撮り方 ~構図と光が大事~

前章までが撮影の仕方でした。
スローシャッターで撮ったことがない人は前章までを参考に撮って撮って撮りまくってみてください!
川や滝の撮影方法が分かってきたら次は、上級編です。
構図をみてください。このように、手前に小さい被写体を配置すると写真に奥行き感が出ます。
つまり、構図は大きい被写体を小さい写真で表現できます。
-
-
【初心者】たった”2構図”で魅力的!風景で奥行き【写真のコツ】

また、この写真は写真上部に日の光を配置することでまず、視線が明るいハイライト部分へ向きます。
そこから、視線が下りるように見ると川の流れが広がっているので写真全体に目線がいき、自然の壮大さを表現してます。
人の目は、明るい部分に視線が向くようになっているのです。
このようなことを意識して撮影することで、さらにステップアップ!?
詳しくは、次の記事を参考にしてください!
-
-
【中級】川・滝を魅力的に撮影するコツ。構図・光が大事【カメラ】
- 構図は大きい被写体を小さい写真で表現する
- 人の目は、明るい部分に視線が向く
まとめ
ココが重要!
- 【基本の設定】F値:8.0 SS:1.0秒 iso:100
- ISO感度→F値の順で調整
- 白飛びに注意
夏のアッツイ時に、自然に囲まれた川での撮影って最高ですよね!
ひんやりとした川の水でポカリを冷やしちゃったり…。
あーーーー、山行きたい!
それでは、いい写真LIFEを!