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【レタッチ】”ホワイトバランス”で広がる写真【カメラ】

ぎゅっ!とこんな内容

ホワイトバランス(色温度)は、写真を自分の好み通りに表現でき、表現の幅が広がります。”Kが大きい”と写真は”暖色(オレンジ色)”になり、”Kが小さい”と”寒色(ブルー色)”になるのです。この特性をいかすと、さらに楽しく写真が撮れます!

こんにちは、トモキです。

白米から栄養価の高い玄米に変えてみました。思ったよりクセが無くておいしい!しかも、体調がよくなった…気がします!笑

さて、写真の撮り方が分かってきたら、さらにレタッチで自分の写真は広がります。色合いや雰囲気を自分好みにできちゃいます!そのレタッチの中でも基礎の基礎。カメラ内で完結するレタッチ方法をご紹介します!

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【レタッチ】”ホワイトバランス”で広がる写真【カメラ】

これまでに、F値によるボケの調節、露出補正での光の調節を紹介しました。ここまで出来たら、基礎の基礎はラスト段階です。レタッチの入門になります。下記の流れでやってきましたね。

”超”最短。初心者脱出リスト!

今回は、写真を"自分のイメージ"通りにします。”自分のイメージ”とは、2つの方法を使って表現します。1つは「色合い」。もう1つに「質感」です。まずは、カメラの設定によってレタッチをして、慣れてきたら編集ソフトを使ってみましょう。”色合い”と”質感”は以下のカメラの設定で調節します。

今回は、”ホワイトバランス(色温度)”についてご紹介します。言葉は聞いたことありますか?さあ、やっていきましょう!

”ホワイトバランス(色温度)”で、イメージ通りに

”色温度“って聞いたことありますよね。とっても簡単に言うと、写真全体を”オレンジ”っぽくしたり、”ブルー”っぽくしたりします。見た方が早いですね。





Beforeが色温度が”低い”=”寒色系(ブルー色)”になり、Afterが色温度”高い”=”暖色系(オレンジ色)”になります。なんとなくわかりますよね。低い温度ってブルーのイメージがありませんか?逆に高いとオレンジや赤色のイメージ。例の写真は極端に色温度を調節しましたが、上手に場面に合った使い方をするととて効果的に使うことが出来ます。

「色温度」の効果的な使い方

「ホワイトバランス(色温度)」とは光の色を定量的な数値で表す単位を言います。単位は「K(ケルビン)」を使います。平たく言うと、”色を数字で表している”わけです。ただ、覚え方は先程と同じ。カメラでの色温度は”Kが大きい”と写真は”暖色(オレンジ色)”になり、”Kが小さい”と写真は”寒色(ブルー色)”になります。Kと色の変化を見てみましょう!
※自然界のKとカメラ内のKは違いますので注意が必要です。

ホワイトバランスの比較

ホワイトバランスによって、こんな感じに色合いが変わっていきます。Kの数字が小さいほど、寒色系が強くなっていき、数字が大きいほど、暖色系が強くなってきていますね。数字と色合いの関係は気温みたいなものです!

ホワイトバランスの比較

並べると、さらに分かりやすいですね!

この作品のイメージは、僕は、ホワイトバランスが3200Kの写真だと”早朝の静かな風景”と感じました。しかし、7000Kの写真だと”夕焼けの1日が終わる風景"に捉えました。あなたはどのように感じましたか?全体の色合いが変わるとこうも大きくイメージが変わるんです。なので、ホワイトバランスは、自分の作品を表現をするのに大きな武器になります。ちなみにこの写真は、早朝6時ころに撮影をした作品になります。

あなたは、寒色と暖色で、どのようなイメージを持ちますか?

実際にどのような場面でどのホワイトバランスを使えばいいのかを、大まかに例をご紹介します!もちろん自分の好みが一番なので参考までに!

  • ホワイトバランス(色温度)はK(ケルビン)で表す
  • カメラでの色温度は”Kが大きい”と写真は”暖色(オレンジ色)”になり、”Kが小さい”と写真は”寒色(ブルー色)”になる
  • 自分の好みの(イメージに合った)ホワイトバランスを選択する

場面に合った”色温度”を選ぶ!

一般に、寒色は”クールさ”や”静けさ”を表現します。暖色は”優しさ”、”温かさをが表現します。

色温度を操る。桜

例えば、この写真は朝の日の出前、まだ肌がひんやりとている時刻です。湖面も落ち着いていて、寒さ、静けさを表現しました。一方で時間が経ち日が出てくると…

色温度を操る。桜の朝焼けの写真

大きく印象が変わりますよね!一気に暖かそうな、優しそうな雰囲気になりました。僕は、朝日、夕日は暖色の色温度で撮影をします。太陽の色とカメラ内の色温度が一致するので、より一層、朝日や夕日が強調されて印象的な仕上がりになります。

色温度を操る。日の出北海道

この写真は夕日ですが、高い色温度で撮影をしています。

色温度を操る。星空

星空は寒色で撮影をしています。夜の静けさを表現します。

ホワイトバランスは、自分のイメージに合うように調節しましょう。また、被写体の色と同一傾向の色温度を選択するとその被写体がより際立ちます。最初はさまざまな色温度で撮影をしてみて、イメージを掴めるようになるといいと思います。

  • 寒色系:寒い・静けさ・クール 暖色系:暖かい・活発・優しい
  • 被写体の色と同一傾向の色温度を選択する

ホワイトバランスの設定方法

設定方法は簡単です。大体が「WB(ホワイトバランス)」と表現がされており、ボタンからワンタッチで設定できる場合と設定画面から設定する場合があります。メーカーと機種でちがいますので、代表的なメーカーのみご紹介しますね。

Canon:【デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ】ホワイトバランスとは?←下の方に機種ごとの設定の仕方が載っています!
Nikon:色温度設定で色温度を指定する
Sony:ヘルプガイド | ホワイトバランス

まとめ

ココが重要!

  • カメラでの色温度は”Kが大きい”と写真は”暖色(オレンジ色)”になり、”Kが小さい”と写真は”寒色(ブルー色)”になる
  • 寒色系:寒い・静けさ・クール 暖色系:暖かい・活発・優しい
  • 自分の好みの(イメージに合った)ホワイトバランスを選択する

”色”ってすごいですよね!こうもイメージが変わるのです。ホワイトバランスが写真のレタッチの第一歩。続いては”質感”をピクチャースタイルによって、印象的にします。さらに作品が変わりますよ~。





コントラストであったり、彩度であったり少し変わりました。

”超”最短。初心者脱出リスト!

次回!ピクチャースタイルについてです!

それでは、よい写真LIFEを!

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