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【初心者】ゆるふわっ!「露出補正」を使った撮り方【実践編】

ぎゅっ!とこんな内容

実践編!明るい”ゆるふわ”写真、暗い”シック”な写真の撮り方を「露出補正」を使って解説。写真で大事な「適正露出」とは?

こんにちは、トモキです。

また、失敗…。ネットでの買い物、見た目と実物が違い過ぎる!笑 みんな、どうしていますか?

写真は明るさによって印象が大きく変わりますよね!今回は、写真の”明るさ”を自在に操ることで"印象的"な写真を撮ってみましょう!

明るい「ふんわり」とした写真と、暗い「シック」な写真どちらが好きですか??

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【初心者】ゆるふわっ!「露出補正」を使った撮り方【実践編】

さて、前回はF値調節して、ボケを操りましたね。下記の流れでやってきました。

”超”最短。初心者脱出リスト!

今回は”光”を操ります。例の写真を見てください!

ひまわり畑の写真

あなたはどちらが好みですか?または場面にあっていると思うのはどちらだと思いますか?写真は同じ場面でも明るさによって印象が、”劇的”に変わります。

では、自分で明るさを調節するためにはどうすれば良いでしょうか。

実際のカメラ操作はココから!
【実践!実際のカメラ操作】

写真の明るさを変える方法の1つに「露出補正」という機能があります。

「露出補正」とは?

”露出補正”は「露出」「補正」がくっついた言葉です。後者は意味が分かりますね。
では、カメラでの「露出」の意味を確認しましょう!

『フィルム、乾板などの感光材料やCCD、CMOSなどの固体撮像素子を、レンズを通した光にさらすこと』

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Wikipediaでは以上のような説明でした。
短く言うと、

露出とは、写真の「明るさ」を指します。

つまり、

露出補正=写真の「明るさを補正する」ことです。

スマホでもありますね。バーを左右に動かすと明るくなったり暗くなったりする機能が。全く同じです。

カメラで露出補正をすると光を扱う3つの道具(F値・シャッタースピード・iso感度)の全て又は一部が”オート”で調節してくれます。
結果、撮った写真が明るくなったり、暗くなったりします。

カメラ初心者向けに露出補正の説明をする図。撮り方が分かる。

以上の様に数字の大きさで明るさの調節ができます。簡単ですね!
露出補正を調節することで、

”自分のイメージに合った写真”が撮れるわけです。

僕のひまわりのイメージは、"明るい"や"元気"だったので”露出補正を+1EV”にして明るく撮ってみました!

露出補正=写真の明るさを補正する

実践!実際のカメラ操作

モノは試し!実際に撮ってみましょう。

露出補正が使える撮影モードは”プログラムオート(P)”、”絞り優先モード(Tv・S)”と”シャッター優先モード(Av・A)”が代表的です。
※その他、クリエイティブモードにも使えます。

もし、どれにするか迷っていれば、前回の記事に続き使い慣れている(または使い慣れるために)絞り優先モードで撮影をしてみましょう!

露出補正は以下からできます!

〇キャノン

〇ニコン

nikonの露出補正の画面。カメラ初心者が知るべき撮り方。

〇ソニー

各メーカー若干表示方法が違いますが機能は同じです。

最初、露出補正は「0」になっています。

カメラ初心者向けに露出補正の説明をする図。撮り方が分かる。

「+」方向に調整すると、”明るく”なり、「ー」方向に調節すると”暗く”なります。

調整量は数字の大きさにより変わります。
なので、色んな露出(数字の大きさ)で撮影をしていき感覚をつかむといいと思います。

露出補正使った写真の例

カメラ初心者の撮り方。花の写真。露出補正をすると写真の印象が変わる。

Avモードで撮影しました。
白い花を生かすように露出補正を1段上げました。(+1EV)

カメラ初心者の撮り方。花の写真。露出補正をすると写真の印象が変わる。

だいぶ印象が変わりましたね。白がきれいにきれいに出たので、赤がとても映えました。

カメラ初心者の撮り方。紅葉の写真。露出補正をすると写真の印象が変わる。

続いて1.3段上げました。(+1.3EV)

カメラ初心者の撮り方。紅葉の写真。露出補正をすると写真の印象が変わる。

暗くするのも効果的です。

カメラ初心者の撮り方。花の写真。露出補正をすると写真の印象が変わる。

これはこれできれいですが、

カメラ初心者の撮り方。花の写真。露出補正をすると写真の印象が変わる。

0.6段下げました。(-0.6EV)
暗くすると、光が当たっているところがより一層強調されます。

カメラを触って身につけましょう!

何せ、僕自身カメラを始めたての時、本やサイトで露出について調べましたが、分からない言葉ばかり出てきて混乱をしたのを覚えています。

調べるよりも、シャッターを何回も押して、感覚的に分かった方が何倍も早く使いこなせるでしょう!

イメージによって、写真を明るくしたり暗くしたりすると捉え方が全然変わりますよね。
僕は暗い写真が好きなので、露出補正を「ー」にすることが多いです、、笑

ポートレートなんかは「+」にすると表情が明るく見えるし、肌もきれいに映るのでおすすめです!

とにかく、何回も撮ることが上達が早くなるコツ。同じ場面でも明るく撮ってみたり、暗く撮って見たりすると、気づくことがあるかもしれませんね!

  • 写真の明るさは「露出補正」で調節
  • 撮影モードはP・Av(A)・Tv(S)
  • 「+」方向→明るくなる。「ー」方向→暗くなる
  • 調整量は数字に従って変化

露出補正に関わる”ちょっと”知っといた方が良いコト

ここ以降は読まなくても大丈夫です。読む時間よりもカメラを触った方が有意義です!

復習で【まとめ】を確認して、たくさん撮りましょう!

ある程度、露出補正が分かった人は頭の片隅に置く程度の”ちょっと”知っといた方が良い͡コトを紹介します。

”ちょっと”カメラ用語紹介

カメラ初心者の撮り方。紅葉の写真。露出補正をすると写真の印象が変わる。

露出補正の時に表示がある数字に名前が付いています。

カメラ初心者向けに露出補正の説明をする図。撮り方が分かる。

「0」の値を「適正露出」と言います。

「0」よりも上の数字で撮ることを、「露出オーバー」で撮る。
また、露出オーバーで撮影された写真を「ハイキー」と言います。明るい写真のことですね。

逆に「0」よりも下の数字で撮ることを、「露出アンダー」で撮る。
露出アンダーで撮影された写真を「ローキー」と言います。暗い写真のことです。

よく、声の”高さ”で「キーが高い」や「キーが低い」というように、カメラでも光の”量”で「ハイキー」「ローキー」と言います。

写真の話をするときに便宜上で使っている言葉です。これを覚えたから写真が上達するわけではありません。

なので、ぼちぼち覚えていけばいいです。なんなら気づいたら使えるようになっていると思います。

    露出補正では…

  • 「0」:適正露出
  • 「0」より下:露出アンダー・ローキー写真
  • 「0」より上:露出オーバー・ハイキー写真

適正露出って誰が”適正”と決めているの?

実は適正露出に決まった明るさはありません。

適正露出とは…

撮影された写真が人間から見て自然な明るさ・色彩で表現される露出を適正露出という。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カメラでの適正露出の決め方は、光を感知(測光)してあらかじめ決められた設定により決めてくれます。

なので、撮影した時の明るさが”自分的に”好ましくなかったらそれは”適正露出”ではないのです。

””適正露出は自分で決めます。自分で決めた露出が適正露出です。””

なので、自分で「この場面はハイキーがいいな」と思ったら"ハイキーが適正露出"になるのです。

ここ、めちゃくちゃ大事です!

僕が一番最初につまずいたポイントでした…笑
だって、カメラ初めたてで自信がないのに自分で決めろといわれても、ね…、、

でも、自分で決めていいのです!自信持って露出を決めましょう!

「適正露出」に決まった”適正”はない。自分で決める!

露出補正は”Mモード”では使えない

露出補正は”マニュアルモード(M)”では使えません。

なぜかというと、繰り返しになりますが、光の量は”光を扱う3つの道具”でしか扱えません。

Mモードの場合、3つの道具をすべて自分で設定するので露出補正は使えません。

なので、光の量は自分で3つの道具を使って決めるのです。

一方、PやAv(A)、Tv(S)モードでは、一部オートで設定しますので、オートの部分で露出補正をしてくれます。

  • 露出補正は”マニュアルモード”では使えない

露出補正の”数字”について

露出補正の数字には単位があります。それが、

「EV(Exposure Value)」です。

”Exposure Value”は直訳で”露出値”です。
単位の”EV”は…ー1EV、0EV、+1EV…と使います。

また、0EV→+1EVやー2EV→ー1EVのように1EV上げることを”1段上げる"といいます。
なので、3EV→1EVと下げることは、2段下げるといいます。

0EV(適正露出)はカメラが決めてくれます。
1段、2段…と上げ下げするのはまた露出の定義が決まっています。

後のち紹介できたらと思います!

  • EV(Exposure Value)=”露出値”
  • 単位はそのまま”EV”を使う

まとめ

ココが重要!

  • 写真の明るさは「露出補正」で調節
  • 撮影モードはP・Av(A)・Tv(S)
  • 「+」方向→明るくなる。「ー」方向→暗くなる
  • 適正露出は自分で決める

簡単ですね!カメラでぼかせて、明るさ調節できるようになったら、ほとんど初心者脱出です。





どちらが、写真のイメージに合っているでしょう。または、どちらもあっていないでしょうか。

”超”最短。初心者脱出リスト!

次からは、レタッチ(編集)入門です!撮った写真を自分好みに編集します!アーティスティックにしても良し。忠実に再現しても良し。その入門になります。是非、マスターしていって下さい。

それでは、いい写真LIFEを!

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