ぎゅっ!とこんな内容
実践編!カメラの醍醐味「ぼかす」方法を紹介!カメラ初心者がまず、知るべき”F値”について「機能・役割・使い方」そして「カメラ操作」を解説。
こんにちは。トモキです。
前回、初心者が優先して知るべき3つの言葉を紹介させて頂きました。
➩参考:【初心者】一眼レフカメラを買ったけど撮り方が分からない!まず、知るべき3つの言葉
とにかく大事な言葉は”F値”でしたね!
今回は実践編です。実際に撮ってみましょう!
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目次
【初心者】一眼カメラで”ぼかす”撮り方をしよう!F値の調節【実践編】
今回は、実際に”ボケボケ”の写真を撮ってみます。下の様な、ボケボケの写真があなたにも…!前回の記事で、初心者脱出リストをご紹介しました。こちらのチェックもよろしくお願いします!
”超”最短。初心者脱出リスト!
この写真は、前景にも後景にもいい感じのボケが入りました。こんな写真をめざして頑張りましょう!
F値とは?機能・役割・使い方をマスターしよう!
F値は”光”と”ボケ”の量を調整します。
F値を小さくすると光とボケの量が大きくなります。逆にF値を大きくするとボケの量は小さくなり、全体にピントが合います。では、具体的にどうやって、光またはボケの量を調節しているのかを解説します。
「早く、カメラを触りたい!」っていう人は【実践!実際のカメラ操作】まで、飛ばしましょう。
F値は”光の量”を調節する
”しぼり”って聞いたことありますか?漢字だと”絞り”と書きます。実は小学生の理科の顕微鏡の授業に出てきます。簡単に、サクッとイラストで解説します。
まずはイラストの絞りの穴の大きさに注目しましょう。
上記の様に、絞りを調節すると”穴”の大きさが調節されます。
次に穴の大きさと、F値の関係を見てみましょう。
穴が「大きい」時はF値が「小さく」なっていて、穴が「小さい」時はF値が「大きく」なっています。
つまり、穴が大きければ光がたくさん入ってくるので、「明るく」なり、穴が小さければ光が入ってこないので「暗く」なります。
一般に穴を開いて撮ること「解放で撮る」といい、逆に穴を閉じて撮ることを「絞って撮る」といいます。
混乱してきました??一回まとめますね。
【F値は…】
小=明るい、大=暗い
これだけで大丈夫です。
F値は”ボケの量”を調節する
それでは今日のメインです。F値とボケの関係を見てみましょう。
簡単ですよね。
F値が「小さい」とボケの量は「多く」なります。逆にF値が「大きい」とボケの量は「少なく」(=全体にピントが合う)なる。
実際の写真がこちらになります。ボケ感とF値の大きさに注目して下さい。
F2.8の時の背景が一番ボケています。そしてF値を上げていくと背景がクッキリしていきました。
もっと、絞りましょう。F22です!
まとめる必要はなさそうですけど、一応…。
【F値は…】
小=ボケ具合が”大きい”、大=ボケ具合が”小さい”
つまり、冒頭の「ボケボケ写真」を撮るためにはF値を小さくすればいいだけなのです!
F値のまとめ
もうお分かりの様に
【F値の値は…】
小=開放で撮る=明るい=ボケ具合が”大きい”
大=絞って撮る=暗い=ボケの具合が”小さい”(=全体にピントが合う)
以上の関係があります。繰り返しになりますが、
「ボケボケ写真」を撮るためにはF値を小さくすればいいだけです。
それでは実際に自分のカメラを出して撮影して見ましょう!
実践!実際のカメラ操作
結局はF値を小さくして撮影をすれぼ良いのですが、写真は3つのバランスで成り立っているとお話をしました。
もう、F値は操れますよね。あとは”シャッタースピード”と”iso感度”です。…が、この2つがオートで撮れる撮影モードがあります。
それが「絞り優先モード」です。
カメラ本体には「Av」や「A」と記載されています。※メーカーによって記載が違います。
それではカメラを出して設定してみましょう!
上記、画像の丸く示した場所でモードの変更ができます。
- AvまたはAモードにする
- F値を調節する(一番小さくor大きく)
- 被写体から30cmほど離れてシャッターを半押しにしてピントを合わせる
- シャッターを最後まで押す
※レンズによって一番小さいF値がF2.8であったりF4.0だったり変わります。
ピントが合わない場合は被写体から少し離れましょう。
いかがでしょうか?背景がボケた写真を撮ることができましたか?一方で、全体にピントが合うような写真は撮れましたでしょうか?
それではいろいろなF値を使って撮影してみましょう!
まとめ
ココが重要!
- F値が小=明るい=ボケ具合が”大きい”
- F値が大=暗い=ボケの具合が”小さい”(=全体にピントが合う)
- 絞り優先モード(Av・A)で撮る
いかがでしょうか?最初と比べると大きく上達したのではないでしょうか。
カメラを触っていくと疑問がたくさん湧いてきませんか?
「もっときれいに撮るためにはどうしよう」や「被写体とカメラの位置でピントが合わないのはなぜだろう」とか「F値は光の量を調整するはずなのに、値を変えても写真の明るさが変わらないのはなぜだろう…」など。
いい感じだと思います!写真上達の一歩です。
出てきた疑問を一緒に解決するお手伝いが出来たらなと思います!
最後に、右と左の写真どちらがきれいですか?左の写真はただ、絞り優先モードで撮影した写真です。右の写真はさらに「露出補正」という機能を使いました。
このように、写真の明るさにより印象がとても変わります。次のステップです!
”超”最短。初心者脱出リスト!
次の記事では明るさをコントロールするために「露出補正」をマスターしましょう!
それでは、良い写真LIFEを!